明日は、まんのう町立長炭小学校に、絵本を読みに行きます。
依頼された絵本は、
「おにたのぼうし」
人権週間に合わせたイベントで、呼んでいただいたんですが、
「おにたのぼうし」・・・、切な過ぎます。
ここに、この記事書いているだけでも、内容を思い出して心が苦しくなります。
”おにた”という黒おにの子供が麦わら帽子を被った絵が表紙に描かれているんですが、
これは、麦わら帽子で自分の角を隠しているんです。
人間は、角があるだけで、鬼だというだけで
全てが「悪」だと判断してしまうことを”おにた”は、知っているから
角隠しの帽子が必要なんです。
本当の姿を知られないように。
この物語の切ない一つの理由には、
物語りの中に、いじわるな人が1人も出てこないところにあるのかもしれません。
優しいんです、登場人物はみんな。
おにたを含めてみんな。
明日、どんな気持ちで読んだらいいのか、
まだ、、迷っています。
明日も良い一日でありますように。