子供の頃見た海には、大きな船と真っ黒に日焼けしたおっちゃん達が働いていた。

きらきらと光る海の青色。

真っ黒なおっちゃん達の元気な声。

あの頃が懐かしい。


あれから十数年。


おっちゃん達は皆、80代になり漁師を引退。

仕事場は誰かの畑に変わっていた。

あれほど好きだった故郷の景色は、十数年という月日を経て変わっていた。

寂しさで胸が締め付けられた。

おっちゃん達も天使になっていった。

悲しいがこれが時の流れというもの。

解ってはいるが寂しい。


でも、十数年という月日を経ても変わらないものもあった。

きらきらと光る青い海を見ていると、懐かしさで胸がいっぱいになった。

やっぱり故郷はいいな。

いつか私も故郷で仕事がしたいと強く思った。

何年かかるか分からないが絶対に叶えたい夢だ。


今はそのみらいに向けて一歩一歩歩いている。

こころ塾のスタッフさんと優しい仲間に支えられて。(‐^▽^‐)