企みと脅し | kokoroiyashicaffeのブログ

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主に心理学に関しての発信と相談窓口となっています。

裏『・・・オホン。萌々たろ様。』

萌々『なんだ?』

裏『善き案かどうかはわかりませぬが』

萌々『もうしてみよ』

裏『やつらを使ってみては?』

萌々『鬼共か?』

猴『!?』

裏『はっ。やつら頭は悪いですが力はありますから、うまく利用すれば良いかと』

萌々『うむ・・・。裏しま、あの国の頭説き伏せる事は出来るか?』

裏『褒美次第かと。』

萌々『・・・褒美か(猴三人を見る)』

魅猿『み、みざる!』

違和猿『いわざる!!』

飢餓猿『・・き、きかざる・・・』

萌々『ふん、お前達が行っても何も役に立たぬわ』

裏『鬼共の好物を約束すれば容易いかと』

萌々『好物?』

裏『(萌々に耳打ちをする)』

萌々『ほぅ、あの頭はそんなものが好きなのか。いいだろうやってみよ。』

裏『はっ!』

萌々『早々に開始しろ!猴共は裏しまにお供せい!!』

猴『ははぁ。』

 

裏しま、猴萌々に頭を下げハケる

 

萌々『待ってろKAGUYA。貴様を必ず我手中に納めてやる。』

 

萌々ハケ

場面が変わり喉かな村

村には様々な人が行き交っている

垢頭巾が一人とぼとぼ歩いてくる

 

垢頭巾『・・・はぁ・・。』

男『ん?お嬢ちゃんどうしたんだい?』

垢頭巾『昨日から何も食べてなくて、お腹空いた・・・。』

男『おぉ、そら可哀想に。お父さんやお母さんは一緒じゃないのかい?』

垢頭巾『お父さんもお母さんもいないの』

男『そうかそうか、何か事情があるみたいだね。どれおじさんが何か買ってあげよう』

垢頭巾『ほんと?』

男『あぁ、さぁ言ってごらん、お嬢ちゃん何が食べたいんだい?』

PK『ピノ』

鬼都姫『フカヒレ』

白鶴『スルメ』

 

それぞれ武器を構えて男に向けている

 

男『わぁぁぁ!なんだなんだ!誰だ!あんたら!』

垢頭巾『言い忘れてたけどお姉ちゃん達がいるの』

男『お、お姉ちゃ・・・。』

PK『てめぇ、私の妹をどうする気だ』

 

と言いながら額に銃口を当てる

 

男『ひぃぃぃ!ど、どうするもこうするも、この子がお腹空いたって・・・』

鬼都姫『まぁ、それでエサで釣ろうなんてなんて不届き者』

 

首に刃物のような物が当たっている

 

男『え?ちょっと待って・・・』

白鶴『そうやって数々の幼子を手込めにしてきたのですね』

 

何か糸のような物で手足を動けなくしている

 

男『い、いやちが、・・あれ?身体が動かない・・・!?』

 

男『おぉお嬢ちゃん、た、助けてく・・・』

垢頭巾『ごめんねおじさん。お姉ちゃん達シスコンだからさぁ、何するかわかんないの』

男『だ、誰か助けてくれ~!!』

 

続く。。。