こんにちは。

100年企業を作りたい組織開発コンサルタントの小川です。



新型コロナウィルスの影響で2カ月半ほどスタートが遅れましたが、

7月19日(日)に、満を持して『半沢直樹』がスタートしました。



初回の視聴率は衝撃の22.0%!!!



前シリーズは、19.4%でスタートし、最終回は42.2%。

最終回は平成ドラマの最高視聴率でした。



今回の作品は、この化け物ドラマと言われた前作を上回るスタートを切ったことになります。





2013年8月12日のコラムでは

当時放送されていた『半沢直樹』の高視聴率の理由について

以下のように書いていました。

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以下、思いつくままに『半沢直樹』高視聴率のポイントを書き綴ります。

・ターゲットは、主人公半沢直樹と同世代の30代後半から40代前半のビジネスマン。(もともと日曜夜9時は在宅率が高い。30~40代の男性も楽しめる番組の制作が高視聴率のカギかもしれません)

・そして、アラフォー世代はもともとテレビ好き&ドラマ好きが他の世代よりも多い

・主要な視聴者が、主人公半沢直樹と年齢や会社での立場が近いため、感情移入しやすい

・昔から日本人が好む勧善懲悪のストーリー

・今回の悪は、巨悪。正直、普通ならどうすることもできない巨大権力に一介のビジネスマンがどう挑み、どうやっつけるのかに興味津々

・ビジネスがテーマではあるが、銀行という庶民でも身近に感じられる場所が舞台

・社宅での奥さんたちのつき合いや職場での上司からの嫌がらせ等、そんなに酷くはないだろうと思いつつも、エリートやプチセレブたちの日常がそうだったら滑稽だなと思わせるシーンが多い

・「調子のいいことばかり書いてんじゃねぇぞ、書記!」「弁明もできないのか、情けないな、灰田!」等の半沢直樹の反撃が、暑気払いのようにスカッとする。

・バブル以降、企業に蔓延った成果至上主義、リストラ、コンプライアンス強化等、リアルな働く現場とそれが行き過ぎた時の好ましくない結果が表現されていて共感性が高い

・多くのサラリーマンは、そのようなリアルな問題に対抗するすべを持っていないが、ドラマを見る中で、半沢直樹の立ち振る舞いを見ながら、自分だったらどうするかを予想している予習している

・上戸彩演じる半沢直樹の妻が、よく出来た妻で、「お前もああしてくれるといいだけどね」的な会話がしやすい(=これは我が家限定かもしれません:笑)

コラムの全文はコチラ→https://www.h-mbo.com/blog/ogawa/0067/

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これらはシーズン1の第4話が終了した段階で書いたものです。

シーズン2でもこの要素は健在でしたね。



私は、すでに原作本を読んでいるので、

テセウスのようなことがなければ話の筋は分かっています。

なので、ストーリーよりも世界観の再現性や

ディテールの作り込みに関心があります。




そういう意味では、シーズン2の初回は大満足でした。


2013年の『半沢直樹』以降、この日9枠では

『下町ロケット』『ルーズヴェルト・ゲーム』『陸王』『ノーサイド・ゲーム』といった

数々の池井戸作品が放送されてきました。



池井戸作品は、他の作品で登場した企業や銀行が、サラッと使われます。




隠れミッキーを探すことには心が躍りませんが、

 

私は地味にこれが好きです。

 

 

今回も、半沢直樹が

 

不正のやり取りにメールを使ったことに気づくタイミングで

シーズン1に登場した伊勢志摩ホテルの湯浅社長からのメールを受信する画面が映るという心憎い演出がされていました。

それ以外にも、下町ロケットの佃製作所の株価が表示される等の演出も話題になっていました。




コロナで考える時間があったとは言え、

制約も多い中で、これだけのドラマを作り上げる役者さん、スタッフの皆さんに敬意を表して、

2回目以降を楽しみにしたいと思います。

 





本日も駄文にお付き合いいただき、ありがとうござました。







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