こんにちは
埼玉/ときどき長野
心屋認定講師
晴れる屋まゆこです
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◆「病気になっても、病人になるな」のリアル体験
心屋仁之助さんが、
ある漫画の言葉で、
「病気になっても、病人になるな」
というのをブログに書いていたことがあったけど、
これ、
本当に！大事なこと。
実際に、わたし自身が子宮筋腫を患った時は、
まさに気を病んで「病人」になっていたし
自分で病気になったのだから、
自分で治せる、、とは言うけれど、
とにかくずっと病気のことが頭から離れずに
何をするにも、
「病気だから」と行動しない理由になっていたりして。
ところが今回、わたしの実母がガンになり、
さすがに死を意識するような病気になったら、
誰でも気落ちするし、ぐったりもするよね、、、
と、思っていたら、
ある、「訪問看護師」さんが実家に来た時のこと、
あまりの神対応に息をのんでしまった。
それは、まさに
「病気になっても病人になるな」というあり方で、
看護師さん曰く、
今の時代、ガンは珍しくない時代です。
で、みなさんガンで亡くなる、というよりも、
食べれなくなって栄養失調で亡くなる場合が多いんです。
とにかく、食べ物を食べられる人は
長く生きられる傾向にあるし、
食べられない時は、ゼリーでも
栄養補助食でもいいし、お水も飲んでくださいね。
と、
しっかりと母を見つめ、
「病気になっても出来ることがありますよ」の
スタンスで、次々と具体的に伝えてくれる。
そして、
もっとすごい状態の方でも温泉に行く方もいたし、
海外旅行も行った方がいましたよ。
「今」出来ることをやってみましょう～
ガンは、一見恐ろしいイメージで、
すぐ「死」を連想させるものだけれど、
今は痛みもコントロールできるし、
ゆっくりといろいろ準備が出来るという一面もありますよ、と。
何よりもその、
「病人扱いしない」という姿勢に、
横で聞いていてとっても感動してしまった。
私より若い看護師さんだったけど、
いいや、年齢なんぞ関係ない。
患者の話を聴くあり方も、伝え方も、
ホントに感動もので、
ああ、
こういう方に出逢えて嬉しいなぁと、
感謝感謝なのでした。
同じ状況でも「どう捉えるか」で、
１８０度違うということ。
病気によって今生きてる時間まで気に病むのは
もったいない、ということ。
出来ることをやれば、より今を輝かせることは出来るということ。
この数か月間、母の横でいろんな方に会ってきたけど、
「死」を意識することは悲しい側面だけじゃないってことを、
しみじみと感じています。
病気になっても病人になるな。
気に病んで、落ち込むことはあるけれど、
いつまでも引きずらないあり方。
そして「生きる」ことを最も楽しめる時なのかもしれない。
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