泣かない夫ではないんです
むしろ、時代劇とか観てよく涙してるし
なんか感動的なものを見ると
涙をぬぐっている夫ではありました
けど、
この時は
涙をハラハラと流していたんです
こんにちは
埼玉 心屋認定講師
晴れる屋まゆこです
夫に泣かされたことはあっても
泣かせたことはほとんどなかったけど
いや、この時ぐらいかなーーー
些細なことでケンカになり
どんどん感情がエスカレートして
最終的にこんなことを私が言ったような
「だから親友がいないんじゃないの？
だから人が離れていくんじゃないの？
だから人から気を遣われるんじゃないの？」
と、
夫に大声で言って。
夫のあまりのワガママさに堪忍袋の緒が切れて
わたしに言うキツイ言葉に傷ついたから
でも
この言葉
「よかれ」と思って言ったんです。
わたし、「そんなキツイ言葉を言うから人が離れていくんだよ！」と教えたくて
損な性格を直して欲しくて
それで「よかれ」と思って言ったんです
そしたら
ハラハラと涙する抵抗してこない夫に
「わたしのこの、愛ある言葉に感動してるんだ」
と、
と、
マジで思っていたんです。
あーーーー泣かせるほどいいこと言ってしまった、、と
そして
その後
また些細なことでケンカした時に
この「よかれ」が
本当に「よかれ」であったことを思い知りました
あの時のことを覚えていたのか
夫はわたしにこう言いました
「オレの人格全否定しやがって！！！」
・
・
・
・
・
それを言われた時
鳩が豆鉄砲を食ったよう・・・
というか
よく分からなくて
何がなんだか
さっぱり
だって
完全に
夫は感動して涙してたと思ったから
まさかの
人格全否定された「悔しさで泣いてたなんて」
みじんも思っていなかったから
え？
え？
え？
わたし、あなたに分かってほしかったから
それがあなたにとって気づきになると思って
自分じゃわからないだろうから
それを知ったらきっと良くなると思って、、、、
と
心の中でグルグルしつつ
まさかの
まーーさかの
自分の「よかれ」が「逆」に伝わっていることに動揺を隠せませんでした
今ならわかりますが、、
「よかれ」と思っていた私の心って
「上」からなんです
上から見てるんです夫を
直してやろう正してやろう
つまり
「負けたくなかった」んです
夫は親友をつくれない人でもなくて
人が離れていく人でもなくて
むしろ人気もあって
ダメな人なんかじゃなかった
それを
正してやろう
教えてやろう
伝えてあげよう、という私の傲慢さ
「負けたくない」という気持ちがあると
上から言われたような気がしてイライラする
そしてケンカして
教えてやろうとする
だからダメなんだよ
だから、と。
負けてもいい
損してもいい
あぁ
なんて魔法の言葉なんだろう
負けてもいい
負けてもいい
負けてもいい
今は、こう考えます
「夫に負けるとしたら、どうする？」
今でもいろんな局面で
「負けるもんか」が出てきます
その度に
「負けるとしたら？」に切り替えます
何度も
何度も
何度も
負けるほうが気分が良くなる
負けるほうが自分の機嫌が良くなる
負けるほうが結局お互いにいい感じになる
それが
潜在意識に染みつくまで
変わるまで
何度も。
「よかれ」が
人を傷つけていたなんて知らなかった
キョーレツな夫のお陰で分かった
でも本当にコントみたいだ
わたしの言葉で感動して泣いてる！って、本気で思ってたから。。
アハハハハハっ
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