MASA大坪@一宮駅前カウンセリング〜心が楽になるサイト〜

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つらいとき
ちょっと
心が楽になる
ヒントにどうぞ。

見たかった映画
ミーガンが劇場では見れなかったので
プライムビデオで久々に見た。

AIロボットミーガンが繰り広げる
ホラー映画なのだが
内容は思ったよりも深かった。

両親を事故で亡くした女の子が
叔母の家で育てられる。。。
というくだりからスタートする。

この叔母は玩具メーカーで
AIロボットの開発担当。
事故で両親を亡くした姪の代理母になるのだが
姪と心を交わすことが
なかなうまくいかなかった。

そこで叔母は
自分の技術でAIロボットミーガンを開発する。

姪はミーガンと心を交わし
親友になっていく。
と、同時に叔母から心が離れていく。

ミーガンが代理母になっていくからである。
ミーガンは姪を守るために
どんどんと過激な振る舞い
にエスカレートしていき
最後は次々と殺人を犯してしまうのだ。。。
おっ、こわっ!!

ここで大事なポイントは代理母と言う概念。
代理だとしても、
母と子には愛着という存在が必要になる。

この愛着によって、
シェマ(ピアジェの発達理論・外界の捉え方)
を形成していく。

代理母としての叔母が愛着を形成できるか?
監視するために
裁判所から派遣され
カウンセラーもその点を指摘して
注意勧告するだが。。。

姪は何でも言う事を聴いて
女王様扱いをしてくれる
ミーガンの愛着によって、
外界は自分の想い通りになるという
歪んだシェマを形成してしまうのだ。

わがままに歪んだシェマの姪と
その歪んだシェマを現実化してあげようと
暴走して人殺しまで企ててしまうAIロボット。

この2人(?)の間には愛着はあるのだが
人間としての倫理観が
抜け落ちてしまっているのだ。

この映画はAIの倫理観への危険性と警告を
伝えたいのだと感じた。

人間には人間独自の愛着と倫理観がある。
これはAIに阻害されてはいけないものなのだ。

なぜならば
我々は生身の人間であって
AIでも、ロボットでもないので
人間の倫理感の中に入り込んでもらっては
いけないのだ。

犯罪者や精神障害者の多くは
幼少の頃の愛着とシェマの形成に問題がある。

いかに幼少の頃からの愛着形成が大切なのか?
日々、カウンセリングで実感している事を
映画で再確認した形となった。

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