皆さま、こんにちはピンク音符

 

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。心理カウンセラーのももはですうさぎ

 

今日は、成人の日。新成人の皆様、ご成人おめでとうございます花束 心からお祝いと慶びを申し上げます。

 

これまで皆さんそれぞれが蓄えられてきた知識、瑞々しい感性、豊富な表現力に触れ、こんな社会にしていきたいね!と、お話し、一緒に活動できる日を楽しみにしておりますおねがいキラキラ

 

そして、皆さんよりほんの少しだけ人生経験を重ねた私が。大人になってから大切だと感じたことを、今日はテーマにして、ブログを書いていきたいと思います。

 

私が大人になってから、大切にしたいと感じたことは、「選択することの重要性」です。大人になると、社会の空気感や、周囲との歩調の合わせ方、それぞれの年齢層の時代背景を考えた言葉選びを自分で考え、知識を蓄え、言葉を知り、自分らしい生き方を模索し、貫いていくための選択が始まっていくものだと思います。このことを意識するときは、仲間との意見が割れた時かもしれません。また、会社で孤独感を味わったり、転職を考えるとき、結婚を視野に入れて「人生に責任を持つ」ということを自覚した時に芽生える気持ちかもしれません。自分が選択をしたことで、時には、批判されたり、傷ついたり、自分という存在を見失ってしまうこともあります。でも、自分を信じる気持ちと選択をした勇気を武器に、社会の荒波を逞しく乗り越えていってください。

 

「誰かの批判なんて気にするな!」という言葉もありますが、人間そんなに強く生きられないと私は思っています。誹謗中傷をされたり、自分への先入観や偏見で心無い言葉をかけられたり、冷たい態度を取られてしまったら、はっきりと心に痛みが生じるほどにずきずきと辛いです。大人だからと言って、鋭い言葉の痛みには慣れないでください。ここは嫌だと思う場所からは、耐えすぎないで逃げてしまってください。例え周囲からの理解を得ることができなくても、やがて自分の人生は自分でしか責任を取ることはできない!と強い決心をし、自分の中に力強い足跡を残して、立ち上がることができます。

 

ここで少し、私の実体験をお話しします(*´ω`*)

心の病気になってからは、外に出歩くのも怖い、薬を常に持ち歩いていないと不安で仕方ありませんでした。やっと内定がもらえたと思った会社でも、対人関係のトラウマから仕事中に発作が出てしまい早退、毎日泣いて帰っては、過度の緊張と不安との戦いの毎日でした。本当は1日の薬の量も決まっていましたが、寝れない、熱い、不安、死んでしまいたいと思っていた時は、規定量以上の薬を飲み、周りの人たちには心を閉ざしていました。前みたいにいろんな人に話しかけて、自己開示をして仲良くなりたい。と思っても、怖くてできないのです。

 

自分が自分でいることはもうできないのか?周りの人に優しく生きたい、愛をもって接したい、価値があると信じてきたものを失わないといけないのか?と何度も自問自答しました。また同じようなことが起きてしまったら耐えられるだろうか・・。その後、まだまだカウンセリングだけでは生活は難しいので、掛け持ちでお仕事を探し、いまの職場にたどり着きました。人との距離感、自分を表現できないもどかしさ、ここが自分の課題点だと感じる高い高い壁に直面するたびに、何度も自分に相談しました。「私はどう生きたい?」

 

その答えを探すために図書館や、YouTubeでいろんな人のスピーチを聞きました。その中でも印象に残っているのは、スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチです。自分の人生を振り返りながら話されているスピーチを聞き、大切にしたい言葉にたくさん出会いました。そして、刺激をもらい、より自分の考えていることはうまくいくのだと確信を持つことができ、自分を愛することができる生き方を続けることを決心することができました。

 

それからは、自分のことを信じる気持ちを育もうと決め、いまの私は私のことを信じ、対面式のカウンセリングルームを設立し多くの人の笑顔に囲まれている未来も強く信じています。まだまだ課題点は多いです。仕事の課題も、自分の人生の課題も。乗り越えていきたい壁がたくさんあります。けれど、辛い出来事を乗り越えた、たくさん涙を流して、怒って、励ましてくれた自分がいる。自分と手を取り合って、周りの人の力も借りながら、未熟さも隠さない私の生きる姿が誰かの希望になったらいいなと思っています。

 

新成人の皆さま、人を思いやる優しさを忘れず、自分らしく生きる勇気をもって、悩んだときは自分の直感、信じる気持ちに従い選択をし、何年も何年も美しく羽ばたいてください。そして、一緒に綺麗な花を咲かせていきましょう赤薔薇