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国家資格キャリアコンサルタント&マナー・プロトコール講師の大川礼子です。
♪初めましての方へ♪
こちらのブログではプロフィールの通り、キャリアコンサルタント受験対策をメインに書いていますが、私の中ではキャリアコンサルティングの基本姿勢と人間関係におけるマナーの本質は同じものだと捉えています。
専門用語も多少出てきますが、キャリアコンサルタントを目指される方以外にも、ぜひ気軽にお読みいただければと思っています(^^)
ちなみにタイトルに【実技】と入っているものは、CC(キャリアコンサルタントの略)、クライエント(相談者のこと)をそれぞれ「自分」と「相手」に置き換えてみてくださいね。
養成講座に入ってカウンセリングの基礎知識として出てくる「傾聴」
面談練習の時になって、上手にできるか不安だわ…と思いませんでした?
傾聴に苦手意識を持つ理由としてよく挙げられるのが、「質問が思いつかない」ということがあるのですが今回はその逆。
クライエントさんに興味津々で、質問攻めになるパターンです。
相手に興味を持つことは大切ですが、問題なのは、質問攻めはクライエントさんの心が離れやすくなることなんですよね。
日常の人間関係に置き換えると、「根掘り葉掘り」と言えば伝わるでしょうか?
例えば、あなたが新しく入った職場でまだ日が浅い時に、先輩社員と話していて。
「そう言えば、実家の母が○○なんですよ…」と話した時に。
「へえ~、そうなんだ。ところで、ずっと大阪に住んでるの?」
「いえ、九州出身です」
「九州ってどこ? 博多とか?」
「いえ、、、鹿児島です」
…って続くと、あれっ?と違和感を持ちませんか?
私から話し掛けたのに、私の話したいこと、全部話せてない…というようなモヤモヤ感。
(会話の内容と写真は、あくまでもイメージです)
質問の種類には、オープンクエスチョン(自由回答になる質問)とクローズドクエスチョン(YesかNoで答える質問)があります。
出会って間もない頃に、いきなりクローズドクエスチョンが続くと、答えている方は疲れます。
ましてやその回答が「No」ばかりだと、「この人、私に興味持ってるっていうより、自分が訊きたいことしか聞いてこないよね」と思って、心が離れるわけです。
つい先日もこちらで書いたように、コミュニケーション=相手を主体とすることが、クライエント中心療法の基本です。
相談業務においての主役はクライエントさんですよね。
「あなたの話を聞かせて!」と質問することは大切です。
でもそれ以前に、伝え返しや、話のリズムを合わせる、何よりクライエントさんが話すことを受け止めることがもっと大切ですよ!
ついつい質問攻めにしてしまう…!という方は、多田塾公認受験サポーターとともに、この辺りから練習をしていきましょうね!
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました(^^)