テニスのコーチ本でもあるので、テニスをやる方には、より理解しやすいかもしれない。
でも、テニス以外のスポーツにも、子育てにも、そして、人生にも通じる、読み応えのある本でした。
自我、思考にコントロールされるのではなく、自分の芯に繋がって、それを信頼すること。
自分の感覚を信じ、自己と向き合う静寂を作ること。
それが大切だと思った。
印象に残った文。↓
「イメージは言葉に勝り、示すことは教えることに勝り、教えすぎは教えないことに劣る」
幼児期や少年期に教え込まれた価値観、世間一般的に受け入れられている価値観、
「そうした価値観からの欲求は、じきに自分の中で『自分自身の欲求』の衣をまとい、そのフリをし、もっと微妙で静かな『本来の欲求』を聞こえなくする」
これは、大きいよなと思う。
だからこそ、自分と向き合い続けて、自分の本当の声を聴こうとし続けたいと思う。
感性アートメソッドで学んだことは正にここ。
コーチは、目の前の方が、安心して「本当の」自分と向き合うことを手助けする。
ここは、カウンセリングとも繋がる。
ポリヴェーガルも臨床動作法もアートセラピーもACTセラピーも、ここに通じている。
ありがとうございました。
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