「変な人」「変わってる人」と言う言葉、

私も、子どもの頃を含めて、何度も使ったことがある。

 

でも、ここ数年、使わないように気を付けている。

 

個人的には、息子のことを、小学校の時の先生と、高校の時の担任に「変わってる」と言われたことがきっかけの1つ。

少なくとも私には、その言葉が好意的に聞こえなかったから。

「変わってる」と言えば、皆そうだ。

「同じ」などあり得ない。

 

あと、「変わってる」というのは、あくまでも「自分と比べて」とか、「普通は」とか、

「世間的には」とか、よく分からない基準の元に言われている気がするから。

 

例えば、誰かが「こんな変な人に出会った!」と言って、それに迎合して皆で笑う場面があったとする。

それは、「いじめ」の構造と何が違うのだろう?

 

その行動をしたその人にとっては、「変」なことではないかもしれない。

何か理由があってやっているのかもしれない。

自分の意思ではどうにもならないのかもしれない。

もちろん、「変わってる」と言われて嬉しいと感じる人がいるかもしれないけれど。

それに、場面、文脈によっては「いじめ」とは全く違う構造かもしれないけど。

 

「世間的に」明らかに「変」で「変わっている」行動であっても、

それを指差して笑い合う構造は、私は好きでない。

 

……偉そうに書いて、私もそのような言動をしてしまうことがあるかもしれない。

 

自戒を込めて。

 

ありがとうございました。

「子どもの笑顔とイキイキは、大人のイキイキから。」

山﨑里美(^^)