昨年末ですが、小学校6年生向けに学校保健委員会で、睡眠講座を開催しました。
自分なりに学んだことを参考に一人一人が「ぐっすり睡眠宣言」をして、
講座を開催した日から一週間就寝時刻と起床時刻を記録してもらいました。
その表を先日見させてもらい、コメントを書いて返却しました。
ほとんどの児童が講座で学んだ睡眠の質を高める3つのコツから選んでいました。(詳細は下記『ネムネム仙人と考える子供の眠り』参照)
3つのコツは、
1.朝目覚めたら、光を浴びる
2.布団の中にモノを持ち込まない(特にスマホ、ゲーム)
3.夕方は寝ない(起きている、活動している、運動する)
小学生は、3はみんな出来ていることが多いので、1や2を宣言にしている子が
多くいたように思います。
結果としてはほとんどの子どもが何かしら効果を感じていました。
昼間眠くなることが減ったと言う子が多くいました。
ただ、記録をとってもらったことで、課題も見えてきました。
それは、全体的に就寝時刻が遅いこと。
平日でも10時過ぎ、11時過ぎの子も。
特に土日は、中には12時過ぎに寝ていた子もいました。
習い事やご家族の仕事の都合などで、多少前後するのは仕方ないことですが、
遅くても9時から10時には寝かせるようにしたいものですね。
大人にとっても、生活習慣病や老化の予防にもなる、とっても大切なものです。
ありがとうございました。
「子どもの笑顔とイキイキは、大人のイキイキから。」
こころの里カウンセリング 代表
メンタルカウンセラー・スクールカウンセラー
山﨑里美
おススメ本
『ネムネム仙人と考える子供の眠り』 望月宏笑 著