“ココチいい感系”へ、ようこそ!

ご訪問いただきありがとうございます。




今日はお子さんを持つ方々へ向けた

話をご紹介したいと思います。


 

 

突然の宣告


 

私も子を持つ親として

いろんなことがありました。



最初の子どもは生後3日で

このままいけば余命1ヵ月という

死の宣告まで受けました。



子ども自身のプライベートな部分もあるので

ここで詳しくお話することは控えますが、



死の宣告までではなくとも

子育てに悩んだことが無いという

 

親はきっと居ないだろうと思います。



それは、正解不正解

 

無い世界だからです。


だから、後になって気づくことも

たくさんあります。



今日はそんな過去の経験も含めて

これは役に立つんじゃないかと感じたことを

お伝えしていきたいと思います。

 

 

 

優しさはエゴ!?

 


子どもに対する親の愛情や優しさは

とても大切なものです。



ただ、使い方を誤ってしまうと

子どもの成長する機会を

奪ってしまいかねないこともあります。



それは『優しさ』というものが

非常に抽象的であるため


ときに、エゴ や 我侭(ワガママ)

変なプライド にすり替わって

しまうからです。







人が優しさを感じる時の多くは

自分の都合や好みに合う

協力や助言を受けたときです。



逆に、

自分の都合や、好みに合わない

協力や助言を受けたときには

ありがた迷惑だとか、お節介だとか

優しさとは反対の感情を

抱くことがあります。



それだけ“ 優しさ”というのは

個人の受け取り方でどちらにも

変えられてしまうものなんです。




とくに親子関係では

この現象が如実に表れます。



例えば、

子どもが自分の思ったタイミングで

動かない、言うことを聞かないと

子どもを案ずる気持ちよりも

怒りの感情の方が前面に出てきます。



子どもを心配する優しさが

自分の思い通りに動かないという

エゴやプライドに火をつけて

怒りという別の感情に

すり替わってしまうのです。



よく子どもの虐待に対して

親が躾(しつけ)だ、というのは

典型的な例と言えるかもしれません。




また、父親と母親では

それぞれに考える優しさが異なります。

 

 

 

 

母親が与える優しさの秘密

 


母親が子どもに与える

主な優しさは “共感” だと

言われます。





子どもの痛さや苦しさを

自分の痛みのように感じて

一秒でも早く取り去ってあげたいと

思う気持ちです。



この共感は大切な母性です。


ただ、人が成長し生きていく中で

辛いことや、苦しいことに

遭遇しない人生はありません。



その中には子どもが成長し

自立していく上で

乗り越えなくてはならない

必要な "辛さ" や "苦しさ" もあります。




そのとき、共感が強すぎて同調してしまうと

子どもに自らの分身を重ねてしまい

感情的に区別がつかなくなり、


本来は子ども自身が乗り越えなくてはならない壁を

母親が壊して通り穴を開けてしまいます。




残念なことに

 

共感する気持ちが行き過ぎると

子どもの成長を奪う悪魔の優しさに

変わってしまうのです。

 

 

 

 

父親に求められる優しさは?

 


また、父親の場合は

“厳しさ” が求められることが

少なくありません。



時折、母親が父親に厳しさを

要求することもあります。



「私が言っても聞かないから

    あなたから厳しく言って!」


こんな光景見たことありませんか?



そこで父親が覚悟を決めて厳しく叱ると


「そんなに厳しく言わなくてもいいじゃない!」

と今度は横槍を入れられる事態に・・・





さすがに、こういう状況では

父親の立場 がなくなってしまいますが、


じつはこの『立場』というものが微妙で

状況によって立場が変わるのは

一貫性がない父親と受け取られかねません。




子どもが父親に求める“厳しさ”とは

一貫性のある『軸』であり『人生の大黒柱』です。




なので、罵詈雑言を浴びあせたり

叩く、殴るなどの暴力を振るうような

厳しさではありません。



ただ、先ほどのように父親も

子どもが言うことを聞かなかったり

言った通りに行動しないと

プライドに火がついて怒りの感情に

コントロールされてしまうことがあります。

 

 

 

 

悪魔の優しさにスリ替えないためのセルフメタ認知

 


そうならない為にも

 

母親、父親の双方に必要なのが

自分と感情、目的を切り分ける

“ メタ認知 (客観的認知) ”です。

 






なぜ、自分は今から子どもを叱るのか?


子どもへの愛想ではなく、

子どもにとっても本当に良い結果になるには

何がベストなのか・・・


本来の目的と感情を切り分けて

6秒間 メタ認知してみてください。




また、苦しい時や辛い状況も

感情的に介入せずに

本当に子どもの成長に繋がるかどうかを

6秒間 メタ認知してみましょう!



慣れるまで多少時間は必要ですが

しばらく後に振り返れば

大きな変化が起きていることに

きっと気づくことでしょう。

 

 

 

 

オススメできない一貫性!?

 


最後に

 

これは、あまりオススメできない

 

という 一貫性(言葉) を

ひとつご紹介します。



それは

人の迷惑になることをするな!

という言葉です


タイムスリップした

昭和時代のような言葉ですが、

子どもにとっては

弊害や誤解を生じやすいので

注意してください。




また、共感し過ぎないことや

関わり過ぎない塩梅が必要だといっても

放任や無関心とは根本的に違いますので

この点も注意してくださいね。

 






長文となり、失礼しました。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

 



※小見出しの枠組みは、Reina(れいな)さんのブログを参考にさせていただきました。ありがとうございます!

Reinaさんのブログ : プロヒーラー養成&起業集客コンサルタント