おはようございます

お子さんが外で「よい子だね」「おりこうだね」なんて言われたことはありますか？

それはどんなときでしょうか。

息子はレストランなどでおとなしくしていると「よい子だね」と言われます。

でも、おとなしくしていることが良いことなのか

ちょっと疑問に思うときもあります。

「よい子」＝親の言うことを聞く

という考えになっていたらちょっと危険かもしれません。

よい子とは

いつも親の言うことを聞くのではなく

自分の意見を言えたり、自分の意志を持っていることの方が大切ですよね。

もちろん、レストランは食事をする場所なので

騒いだりせずにおとなしく食事ができることは素晴らしいです。

もしレストラン以外でもいつもおとなしくしている場合には

子どもがなにか我慢している可能性もあります。

いつも親の言うことを聞いていると

自分を抑えているフタが耐えきれなくなって噴火したかのように

身体の症状や行動として表れることがあります。

その表れ方は、精神性疾患であったり

非行や不登校など様々です。

本当のよい子になるために

なんでも親の言う通りにするのではなく、自分の意見や意志を持つためにはどうしたらいいでしょうか。

また親や大人に言われたことを理解して、自分からそれに従うためにはどうしたらよいのでしょうか。

３つの大事なポイントをご紹介します。

子どもの意見を聞く

子どもの意見を聞くことが大切です。

意見を聞かれることで、自分でも考える力がつきます。

また意見を聞いてもらうことで「大人と同じ扱いをされた」「自分は必要とされている」という、自己肯定感や自信につながります。

たとえば、夕飯のメニューなど小さなことで

お子さんの意見を聞いてみるだけでも十分に効果があります。

同じ家族の一員として、大人も子どもも対等な立場で意見が言える環境にしたいですね。

やりたいことをやらせてあげる

やりたいことをやらせてあげることも重要です。

大人でもやりたいことができないとストレスが溜まってしまいますよね。

やりたいことを我慢しつづけると、自分が本当にやりたいことがわからなくなってしまいます。

もちろん、なんでも子どもがやりたいようにできるわけでなないので、ちょっとした工夫をするとよいですよ。

たとえば

水泳を習いたい

→ ゴーグルをつけてお風呂で潜る練習をしてみる

恐竜を見たい

→ 図鑑で調べたり、ネットで見る

→ 博物館へ行く

→ 化石発掘体験に行く

遊園地に行きたい

→ 家の中で宝探しゲームをする

すぐにできなくても、本で調べたり

代わりにできることを探してみてくださいね。

何ができるかを子どもと一緒に考えることも大事です。

夢や目標を叶えるために、できることからコツコツと始められるようになりますよ。

どうしてもできないときには、やりたい気持ちに寄り添った上で、できない理由を伝えましょう。

してほしいことは「アイメッセージ」で

先ほどのレストランのように、静かにしていてほしいときにはアイメッセージで伝えます。

アイメッセージはアイ（私）を主語にした伝え方です。

「静かにしなさい」

と命令されるより

「静かにしてくれると（ママは）嬉しい」

と伝えた方が聞く気持ちになりますよね。

そして、静かにしなければいけない理由や

具体的にどうしたら良いかを伝えると、子どもは行動しやすくなります。

たとえば

「みんなが気持ちよくご飯ができるように、やさしい声で話そうね」

年齢や成長に応じて、わかりやすい説明にすると伝わりやすくなりますね。

まとめ

よい子は、いつでも親の言うことを聞く子どもではなく、自分の考えや意志をしっかりと持ち、ルールやマナーを守ることができる子どもです。

子どもが自分の考えを持つためにも

普段から意見を聞いたり、やりたいことを尊重してあげることは大切ですね。

今日も素敵な１日をお過ごしください！

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よい子とは？