娘の入院・手術③ | ‡ママの 乳癌 闘病日記‡

娘の入院・手術③


12時45分


手術が終わり先生からの説明


私以外の家族は診察に付き添っていないので


もう一度娘の病気の説明をしてくれました


そして今日の手術の説明へ

娘は以前の検査でも


腎臓の形にも問題があるかも


と告げられていた


結果は


馬蹄腎(ばていじん)という形の異常だった


通常、そら豆の形が左右にあるのだが


娘の腎臓は


馬の蹄の様に左右がくっついていた


馬蹄腎自体はそんなに問題もないらしいのだが


娘の場合は水腎症もあったので


手術方法が変わってしまった


水腎症の方は


尿管が通常より少し上についていて


その尿管の上に血管が通っていた


なのでほとんど尿を出せる状態ではなかったらしい


血管を取ると


尿は綺麗に流れ出したのだが


形の事もあり


腎臓自体を本来の形に近づけ


なおかつ尿管の位置も直す


という手術になった


そして


縫った所から尿が漏れる事がない様に


腎臓・尿管・膀胱の中にカテーテルを残した


これは大人であれば通院で抜く事が出来るのだが


子供の場合は全身麻酔をして抜くので入院が必要になる


手術の説明が終わり


聞かなくてはいけない不安を先生に聞いてみた


①娘は腎臓病なのか
②透析の可能性
③妊娠・出産


答えは
①通常呼ばれている腎臓病ではない
②左右の腎臓を定期的に検査し、悪くなった場合に治療・手術をすれば、まず透析にはならない
③②をきちんとしていれば可能


ホッとしましたしょぼん


説明が終わり部屋を出ると


娘のベットが手術室の中に


娘は無事に麻酔が覚め


回復室から病室へ戻れる事に


少し待ち娘と対面


高い冊のベットの中の娘は


泣き腫らした目

かすれた声

点滴のついた手

背中からの痛み止め

口の近くに酸素

正常に息をしているか確認する機械


泣いてはイケナイしょぼん


涙を堪えるのが大変でしたしょぼん


「頑張ったねニコニコ

偉かったねニコニコ

いい子だねニコニコ


手を握り声をかける


完全に覚めていない体で


懸命に起き上がろうとし


かすれた声で


「マ~マガーン」と呼ぶ


ごめんね。


頑張ってくれてありがとう。


無事にママの所へ帰ってきてくれて


本当にありがとう