手術の日程は(仮押さえですが、)一応決まりました。
2月5日(木曜日)です。
今日、MRI・CT・マンモ・エコー検査
明日、術前検査(心電図とか・・・)
2/3、手術の説明
2/4、入院
2/5、手術当日
・・・この流れでいくと・・・手術直前に、どんな手術をするか知ることになりそうだゎと、ちょっとあせっていました。
でも、今日、検査の合間にリュープリン注射打つために診察室へ呼ばれたときに、主治医にたずねてみました。
全摘なの?
温存なの?
乳首は残せるの?
生食バッグの件は?
どんな手術になるのかっていつ決まるの?・・・。
そしたら、MRIの読映を急ぎでしてもらうから、ひととうりの検査終了後一度外に出てお昼ゴハン食べてから戻っておいで!その時に、手術の方法についてお話しましょう!と言ってくださりました。
優しい♪先生♪ありがとう♪
検査の結果、告知当初(時計の針の)1時から8時を言われていたガン子は、12時から9時の範囲に小さくなっていることがわかりました。
そして、手術の説明は、3つの方法の中から選択するように言われました。
1.乳房切除
乳首を中心に目玉のようなかたちにメスを入れて、中身を全部取り出して縫い合わせるもの。
傷口は、乳房のまんなかに真横一直線
2.皮下乳腺切除プラス生食バッグ挿入
脇の下を切って、乳腺を全部取り出し、生食バッグを挿入する。
傷口は、脇の下に縦一本
3.乳腺部分切除プラス広背筋脂肪弁充填
脇の下を切って、乳腺の一部(ガンの切除)を行い、背中の筋肉をはがして、切除した胸の部分に持ってくる方法。
傷口は、脇の下に一本
1番目の方法は、すぐに却下してもらいました。
乳首については、ガンがかなり近い場所にあるので、術中迅速診断を行って、残せるだけ残してもらえるけれど、ダメなら取っちゃって後で再建することになりました。
主治医は、『乳首は簡単に作れます。』とのこと。
簡単に???
・・・っていっても、残ってほしいなぁ~
2番目の方法だと、明日、大学病院の形成外科を受診して中に入れる生食バッグを発注してもらわないといけません。
するしないは別にして、受診して相談だけ受けようかなという気もしています。
3番目は、主治医のオススメで、一度の手術で済むし、自家組織を使ってるから安全な方法です。
私の場合、1/3の切除ですむようになったのでこの方法でいいんじゃないかとのことです。
告知当初のようにもっと大きく切除が必要なら、全摘を勧めると。
帰り際、看護主任さんが 迷っているうさに声をかけてくれました。
迷ってるんですよね。お話聞いてあげるよ。
優しい♪看護士さん♪ありがとう♪
主治医は、ちゃんと説明をしてくださってるのだけれど・・・
不足分っていうか~、看護主任さんと話して、知らなかったことも知ることができました。
私は、2番の方法だと、術後の喪失感がなく、それなりにボリュームのある胸が出来上がると思っていたんだけれど、実は20ccしかお水が入っていないから、一期再建後は、ぺちゃんこのお胸なんだそうです。
2年ほど形成外科に通い、まるい胸が出来上がるのだけれど、今度は健側とのバランスを考えて健側の方に小さめのシリコンを入れてバランスをとる人がいて、その場合はマンモグラフィは撮ることが出来なくなります。
3番目の方法については、私の背中を少し触って、『そうね、うささんならトンカツのお肉一枚分くらいかなっ!』
そのくらいの分量の補充になるらしい。ただし、背中から前に持ってくる移動距離の間に少し減るし、一度切り離した筋肉は萎縮して少しサイズダウンするだろうし・・・この方法については、もう少し主治医にどのくらいの出来上がりサイズかをキチンを聞いておいた方がいいかもね!と。
帰りの、バスの中・・・勝手に涙がぽろぽろと出てきました。
選択をするのもかなり迷うし、手術への不安や、入院中の家事について考えたり、実家の両親へなんて伝えようか(治療について話すと心配されたりで疲れるのでほとんど話していません。入院中も病院へ来て気を使うことをして欲しくないので、どう説明しようか考えてしまします。)、そして、この半年間抗がん剤をがんばってきた自分がいるんだって思ったりして・・・恥ずかしいけれど、マスクの中は鼻水も垂らしていました
でも、悲しくて泣いてるんじゃなくって・・・多分、涙が溜まってたんだろうなあ・・・
涙流しながら、気持ちの方は、どんどんとスッキリとしてくんです。不思議なくらいに。
途中下車して、泣きながら歩いて帰ろうかなって考えたくらい(笑)
でも、トイレにも行きたくなったのでちゃんと家の近くのバス停まで乗りましたけど~
家に帰って、もう一回、今度は声をあげて、泣きました。
ここしばらくの間、楽しく過ごしていたつもりでも、なんやかやと溜まっていたんかな
こうやって、溜め込んでいたものがあったから、もしかしてガンって病気になったのかもしれないね。