こんにちは。

 

小学校で特別支援教育支援員をしているmieです。

 

 

発達障害といわれる子どもたちや通常学級に通う子どもたちとのかかわりの中で、気付いたこと学んだことを書いています。(プライバシーには配慮しています)

 

 

 

 

新しい学年がスタートしました。

 

 

始業式も終わり、新しい教科書ももらい、

 

いよいよ授業スタートです。

 

 

 

今日は、ある支援学級のクラスの算数の話。

 

 

新しい算数の教科書を持って集まった小学3年生の子どもたち。

 

 

先生が言いました。

 

「早く3年生の算数をしたいと思っているみたいだけど、

その前にこの質問を考えてみよう」

 

 

 

そう言って、黒板に

 

「なんで算数を勉強するんだろう」

 

って書きました。

 

 

子どもたちは、手をあげて次々に答えました。

 

・バカになるから

・(大人になって)仕事をするため

・先生におこられる

・計算ができなくなるから

・お母さんにおこられるから

・テストで0点になるから

 

 

先生は、質問を少し替えました。

 

「算数ができるとどんないいことがある?」

 

・先生にほめられる

・テストでいい点がとれる

・テストでいい点がとれるかもしれない

・お母さんにほめられる

 

 

色んな意見が出ました。

 

 

 

でも、少し偏りがありますね。

「お母さんや先生からほめられる,怒られる」と「テストの点に関して」

 

 

 

先生も気づいたはずですが、そのことに触れず、

 

「教科書を開いて、最後までページをめくってごらん。」

 

って子どもたちに言いました。

 

 

教科書を見る子どもの中には、

「難しそう」ってつぶやく子も。

 

 

先生は、

「「難しそう」とか思わなくていいよ。

「へぇ〜こんなことするんだ」ってページをめくってね」

 

 

 

その途中、わり算の

「21個のいちごいちごを3人に、同じ数になるように分ける」という問題がありました。

 

 

 

1人の子が

「いちごいちごをみんなで分けたら、ケンカしなくていいね。

仲良くできるね。」

って言いました。

 

 

「これから勉強するわり算ができると、

みんなと仲良くできるようになるかもね」

 

って先生は笑ってました。

 

 

ー・ー・ー

 

「なんで算数を勉強するんだろう?」

 

みなさんは、何だと思いますか?

 

色んな答えがあっていいと思いますが、

 

誰かに怒られるからする勉強は、

楽しくないですよね。

 

 

テストでいい点をとりたいも

勉強をがんばれるかもしれないけれど、

長い目で見るとどうだろう?

 

 

 

このクラスに参加して私は、

 

子どもたちが、

「算数おもしろい!」ってなる支援をしたい

 

って思いました。

〜・〜・〜

 
 

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