『図書館の大魔術師』画:泉光
 
写真は「累計15万部突破」の帯ですが、現在は5巻まで出ていて「累計63万部突破」
 
 
主人公は、本好きの少年シオ。耳長で貧困のため、村の人たちに差別的な扱いを受けていた。ある日、本の都のカフナ(司書)に出会い運命が動き出す。
 
 
この中にグッとくる名言が、たくさん出てくるマンガです。
↓(1巻)
 
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物語の主人公はいつだって他とは違う
それってすごく特別でかっこいいことだと思うけど?
 
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ある哲学者の著書によれば

人の性質はまず〝振る舞い〟から始まるのだという
例えば気高い人は初めから気高い人として産まれてくるわけじゃない
気高く振る舞うから気高い人になるのだと
勇者は勇者のように振る舞うから勇者になり
物語の主人公は主人公のように振る舞うから主人公でいられる
振る舞いとは思考から始まる
思考は次に言葉に変わり
言葉は行動に
行動は習慣に
習慣は性格に
性格はやがて運命に変わる
 
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耳の形が違っても…
体の色が違っても…ッ
同じ本の…同じ場所で…
同じように笑えたら…ッ
それって心は同じじゃない!!
 
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でも どうかわかってください
何のために図書館を造るのかを
何のために本を守り
何のために本を届けるのかを
司書達は信じているんです
図書館の本を読み
図書館の本で育まれた子供の中から必ず
この世界の未来を変える
英雄が現れるのだと
 
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主人公は君だ!
己の力で物語を動かし!!
世界を変えろ!!!
 
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