生年月日によるタイプ診断 Q&A | 自分を知り 相手を知る 心のタイプ論!

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タイプがわかると、悩みが消える。人間関係、リーダーシップ、チームワーク、指導・教育を改善する心理タイプの世界。

こんにちは。心のソムリエ 橋本文隆です。

生年月日によるタイプ診断によくいただく質問を集め、Q&Aを作成しました。
これから順次増やしていく予定です。

生年月日によるタイプ診断 Q&A

Q.生年月日で、どうしてタイプが分かるのですか?
A.
過去の事例から、タイプ(気質)として強く持っていると予想されるものを提示します。したがって、絶対にタイプが分かるというものではありません。


Q. 生年月日でタイプが決まるということは、同じ日に生れた人は、皆同じ性格になるのですか?
A.
タイプと性格は異なります。
性格は、先天的な(生まれつき持っている)気質に、環境などの後天的な影響を受けて形成されるものです。したがって、性格は変化します。

一方、タイプ(気質)は、生まれつき持っている最も自分らしいところなので、生涯変化しません。
生年月日によって算出されるタイプは、様々な気質の中の一部だと考えられます。

同じ日に生れた人は同じタイプになり、共通する気質を持つと考えられますが、タイプの活かし方によって表れかたは大きく違ってきますし、性格が正反対のこともあります。


Q.タイプ診断は何の役に立つのでしょうか?
A.
タイプ診断は、自分の心へ理解を深め、「自分らしさ」「伸ばすところ」「気をつけるところ」「コミュニケーション」「学習法」などへの気づきを高めることができます。
その範囲は、家庭、職場、友人関係など、多岐にわたります。

例えば、タイプ診断が役に立った以下のようなケースがあります。

・転職活動の中で、自分のやりたい仕事が見えてきた。
・部下との意思疎通に悩んでいたマネージャーが、その理由が分かり、対応方法を工夫した。
・コーチングが上手くいかなかったコーチが、クライアントのタイプを知り、対応方法を変えることで信頼を得た。

・お客さんへの声のかけかたを、タイプによって違うようにした。
・子どもの対応が理解できないお母さんが、自分と子どものタイプを知ることにより、理解できるようになった。
・家族の中で、自分だけが浮いているような気がしていたが、その理由が分かった。

Q. 生年月日によって、どのくらいの確率でタイプが当るのですか?
A.
どのようなタイプ論でも、的中率を算出することは、極めて困難です。
これは、心理学の学会で使用されているタイプ論でも同様です。
(学会レベルで統計学的に認められている心理タイプ論は、「MBTI」くらいだと思います。)

タイプは、その人が生まれつき持っている最も本質的と思われる心を示すものです。
例えば、「感情タイプ」の人も、「結果タイプ」や「直観タイプ」の要素を持っていますが、一番自分らしいところが「感情タイプ」という意味になります。

したがって、どのようなタイプに対しても、「そのような面もある」と考えることができます。
その中で、最も自分らしく、楽に、自分を活かしていくことができる心を見つけていくのがタイプ論になります。

しかしそのタイプが、最も本質的な心を指していると証明することは、誰にもできません。
最終的には、本人の感じ方次第です。

ですから、タイプのフィードバックでは、対話を通じてご自身の心を振り返っていただき、自分の本質を探究していただくことになります。

「当っている」「当っていない」ではなく、自分で自分のタイプを理解していくプロセスにこそ価値があると考えています。