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フィリピン・マニラで働くMamです
フィリピンと中国が領有権を争う
南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)に
中国海警局が浮遊性の障害物を設置したという
ニュースが流れました。
警備隊は当初
「障害物が見つかったのは9/22」だと発表。
後に「正しくは9/20だった」と
訂正したらしいのです。
そして9/25にフィリピン大統領マルコス氏の指示で
この浮遊性障害物を撤去したという
ニュースが流れました。
私がここで真っ先に思ったこと・・・
マルコス大統領やるじゃん!
でございます。苦笑
中国外務省の 汪文斌 副報道局長は
9/26の記者会見で
「中国は断固として黄岩島の主権と海洋権益を守る」
と主張した上で
「我々は比側に対して事を荒立てないよう忠告する」
と警告したんだそうな。。。
(「お前が言うな!」と思うのは私だけ?!)
スカボロー礁には2016年に中国が建設した
人工の島があります。
南シナ海のほぼ全域で排他的な権利を主張して
人工島の埋め立てを強行し
オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所が
2016年7月12日に原告フィリピンの訴えを認め
中国が拠り所にする「歴史的権利」を
退ける判断を下しており
中国の完敗と言える内容です。
まぁ、こんなこと気にするような国家ではないので
その後も人工島を建設し続けているわけで
今回も浮遊性の障害物を設置したというわけです
「言ったもん勝ち」
「やったもん勝ち」
みたいなやり方、私は好きではありません。。。