訪問ありがとうございます。
フィリピン・マニラで働くMamです
今年10月にフィリピン大統領マルコス氏が署名した
通信に使うSIMカードを利用する際に
個人情報の登録を義務化する法案。
ついに動きがあった=実施開始となります。
フィリピンの携帯SIMカードは
Postpaid(ポストペイドと読みます)と言われる
月極で金額が決まっているタイプのものと
Prepaid(プリペイドと読みます)と言われる
その都度金額を課金していくタイプのものがあります。
Postpaidは一般的に日本で使用されている携帯契約と
ほぼ同じものですが
Prepaidはコンビニとかその辺で買えちゃいますし
個人情報を登録する必要もないので
電話番号を複数持つのも新しく持つことも簡単。
私のフィリピン人の知人で
頻繁に携帯電話番号が変わる方がおりまして
理由を聞いても
毎回適当に答えられるのではっきりはわかならいけど
1年に数回番号を変えている人もいます。
(私は異性関係や金銭関係等、やましいことがあると勝手に想像している)
私が見つけたフィリピンローカルニュースはこちら↓
↑では長文で(英語)説明されていますが
該当用だけまとめると・・・
National Telecommunications Commission (NTC)と言われる
国家電気通信委員会がSIMカード登録法の施行規則(IRR)を
2022年12月12日に発表。
登録の対象となるSIMカードは
ショートメッセージサービス、音声、データ用の一般的なもの
組み込み型SIM(eSIM)、データ専用や固定無線ブロードバンドに
使用されるものなどがあげられます。
登録は12月27日から開始となるが
法律施行後180日間(2023年6月25日まで)登録が必要。
なお登録期間は
最大120日間(2023年10月23日まで)延長可能。
そもそもこの法案はサイバー犯罪対策の一環で
オンライン詐欺や
見覚えのない送り主から届く迷惑メッセージの
被害削減につなげることが目的とされていて
マルコス大統領は新法について
「SIMカードを使った犯罪を解決する手段になるうえ
不正行為に対する抑止力にもなる」
申しておりました。
確かに、、、最近迷惑メールが
山ほど届いて本当にウザイと思っていたので
これで届かなくなるとは思わないけど
数が少なくなると思うと嬉しい♪
もちろん登録するには
Valid ID(有効な身分証明書)が必要となりますので
偽造なんかはできないと思いますが
万が一IDを盗難された場合なんかは
それを使って登録され犯罪等に使われたら
いろいろ面倒なことになることも予想されますけど
ちなみにですが
観光で訪れた外国人も登録が必要らしく
登録したSIMを30日間だけ使用することができ
その後は自動的に無効となるそうです。