2018年9月 北海道帯広に

「おかあさんのがっこう」ができました。

 

 

facebookで想いを綴り、発信しました。

 

 

それを読んでくれた

横浜のママが

「横浜にもつくりたい!」と

 

帯広のおかあさんのがっこうメンバーに伝えてくれた、

 

 

 

それが、始まりでした。

 

 

 

 

帯広はまだ準備の段階、

どんな風に展開をしていくのかも

まったくわからない。

やりながら、手探りで、形をつくっていこう、

校長のわたしは、そう考えていました。

 

 

 

 

そこへ、横浜の話が飛び込んできました。

 

 

つなげてくれた帯広のメンバー、瞳ちゃんは言います。

 

 

「横浜にもできますね〜〜!

で、修学旅行とか、みんなでできちゃいますね〜。」

 

 

 

その話で盛り上がった職員室。

妄想を膨らませました。

 

 

 

 

が、しかし校長の私としては

興味を持ってくれたことはとても嬉しい。

でも、実際にできるだろうか…

北海道と、横浜、離れた距離で

がっこうを創る上で

大切にしていることを伝えることはできるだろうか、

 

 

 

不安がありました。

 

 

 

でも、でも、

 

 

そこにある、1人のママの気持ち

 

そう言ってくれたママの言葉には

きっと何かがある。

求めている何か、

 

いま欲しい何かがある。

 

 

 

そして、まずは、それを確認しよう。

 

 

 

 

本気なのか、どうか。

 

 

 

それを感じ、受け取れたものがあったとしたら動いてみよう。

 

 

 

そう決めていました。

 

 

 

 

「創りたいです。

そのために、動きたいです。

 

私にもできることありますか?」

 

 

 

横浜のママ、くにちゃんが言ってくれました。

そこにある本気の思いを受け取りました。

 

 

 

 

そこから、SNSを通し、仲間を募集しました。

 

 

 

すると、数日のうちに、6名の横浜在住のママたちが

集まりました。

 

 

 

 

9月10日には、帯広が開校しました。

始業式。

 

 

 

 

9月6日には、北海道全域が地震のために

数日間ブラックアウトになるというアクシデントがあり

日常生活もままならない中

開校に踏み切っていいか、悩みました。

 

 

 

職員みんなで話しました。

 

 

 

 

みんなが日常の暮らしにまだ不安を抱えている、

そんな中 決定していたとは言え

決行することが喜ばれることなのか、

そこに来てくれる人はいるのか?

不謹慎だと思われないだろうか?

 

 

 

様々な視点から、考えていきました。

 

 

 

そして、何をわたしたちは大切にしたいか、を

出し合っていきました。

 

 

 

 

長い停電を経験した時

ひとりでいたママは居たんじゃないだろうか?

 

小さな子を抱え、不安で過ごしていたママは居なかっただろうか?

 

 

心の中の不安や心配ごと

これからのことなど

話せる時間があったらいいよね、

 

支え合える関係や、場があることを

伝えていきたいね、

 

 

ホッとしてもらいたいね。

安心感につながっていくといいね。

 


 

学校は給食が出ず、午前授業だから

じゃぁ、私たちのがっこうも子どもたちに合わせて

特別時間割にしよう!

 

 

 

そうだね!!

 

 

 

 

よし!!やろう!!

 

 

 

 

予定通りやろう!

 

 

 

 

みんなで何度も話し決めた決断でした。

 

 

 

 

この場所が、どんな場であったらいいか、

それをみんなで考え、決めたスタートの日でした。

 

 

 

始業式当日の朝、

会場であるつがやす歯科医院院長先生の奥様

信子先生からメッセージが届きました。

 

 

 

「お宅は地震大丈夫でしたか。
今日のご決断、拝見しジーンと来ました。
ご決断にエールを送ると共に長岡さんの授業受けたいと思います。
宜しくお願いします」

 

 

 

綴られていた文面から、

わたしたちの気持ちを受け取ってくださったことが嬉しく

涙がこみ上げました。

 

 

 

 

 

当日、横浜のメンバーみどちゃんから

電報が届きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

始業式。

 

たくさんのママたちがお越しくださいました。

 

 

会場を提供くださった、つがやす歯科医院院長先生。

 

ご縁をつないでくれ、

始業式の初のがっこう応援先生として登壇くださった

長岡行子さん

 

 

 

 

たくさんの方々に応援いただき

開校となりました。

 

 

 

地震の時、子どもとふたりで不安で仕方がなかったと

語ってくれたママ、

 

また来るんじゃないかと、余震に怯えます、と話してくれたママ、

 

そばに頼る人がいなくて不安だった、と言ったママ

 

 

 

 

みなさんの言葉を聴き、

あぁ、やってよかった、、、と心から思いました。

 

 

 

 

そして、10月。

横浜メンバーと、シドニー在住のママが加わり

ママサポ講座オンラインがスタートしました。

 

 

 

 

おかあさんのがっこうの職員は、ママサポ講座を修了したママたちです。

 

 

 

 

半年間をかけて、サポートするを学んでいきます。

 

 

仲間の中で、自分のほんとうの音(本音)を出す練習をし

チーム創りに取り組んでいきます。

 

 

 

 

いま、心のなかにあることや

日常でのことを通し

自分の心を整えながら、

家族のこと、仕事のこと、などを見つめ

これから自分が社会でやろうとしていることを考えていく。

仲間との絆をつくる時間。

自分と対峙する時間、

自分在り方、土台をつくっていきます。

 

 

 

 

安心安全な場作りを自らが創っていく、をします。

 

 

 

 

10月オンラインがスタートした月

思いがけない流れから

わたしは、初めて横浜のママたちに会いにいくこととなりました。

 

そこには、おかあさんのがっこう帯広の教頭

まきちゃんも一緒でした。

 

 

 

 

横浜では、

野外ママサポ講座をしました。

 

 

 

 

 

 

お天気に恵まれて、青空のなかで

はじめまして、です。

 

 

それぞれが準備して、様々なものを持ち寄り

 

 

 

 

 

 

 

 

はじめまして、だけれど

はじめまして、のような感覚がなくて

 

同じ志や、思いがあるから、自然に通い合う。

 

 

 

 

まさかね、まきちゃん(教頭)と一緒に

横浜に向かう電車に乗っているなんて

まったく想像していなかったよね〜〜、

 

私たち、おもしろいね!!

 

 

 

そして、横浜のメンバーとの出会いも

振り返ると

こうなるようになっていたんだ!という

不思議な出会いの数々。

 

 

 

ヒューストンのゆうちゃんと繋がったとき

こんなこと想像していなかったよね〜となる。

 

 

上海で出会った、まりちゃんと?

 

 

東京講座の際に会った、みどちゃんと?

 

 

山梨でたった数日ご一緒した、ひろこさんと?

 

 

え?え?が連続する。

 

 

 

 

長くなったので、

この続きは、横浜「おかあさんのがっこう」できるまで②で…照れ