今日は、こちらの続き。

 

おかあさんのがっこうって、どんな場所?①

https://ameblo.jp/kokoro-sowaka358/entry-12487135306.html

 

おかあさんのがっこうって、どんな場所?②

https://ameblo.jp/kokoro-sowaka358/entry-12489975295.html

 

 

昨年8月、おかあさんのがっこう、をはじめます!と

facebookで告知したところ

全国からたくさんの反響をいただき

とてもびっくりしました。

そして、世の中が求めているニーズがある、を

感じました。

 

 

 

「学校を創る」

 

 

実は、この言葉を出すのがとても怖かった。

学校を創る、なんて

とても大きなことで、私ひとりのチカラではできない、

難しい、、と感じていたから。

 

 

その想いをひとり内側で温めていたある日、

出張理美容サービスVESS 代表の長岡行子さんに

「相談したいことがあるの。」と

スタバまで呼び出された。

 

 

その要件は、まったく学校とは関係のないことだったのだけれど

なぜか、そこで繋げたい方がいるの、と

その場である方へメッセージを出してくれた。

 

 

 

その方が、後日

おかあさんのがっこうの用務員さんに立候補してくれることになる

がん患者・家族の支援会
「enn(えん)」世話人 古城剛さん。

 

 

その場で、

古城さんと数日後にお会いすることになった。

お話をする中で

古城さんが、介護者や当事者の心をサポートするために

開いているサロンの活動場所である

つがやす歯科医院さんと繋げてくださることとなった。

 

 

 

数日後、私は、古城さん、長岡さんと共に

つがやす歯科医院さんへお邪魔していた。

 

「会場をご覧になりますか?」と

 

 

敷地内にある

新しい建物、プレンテの3階へ

事務長さんが案内してくださった。

 

 

 

会場に入った瞬間、心がドクン!となった。

 

 

「学校だ!」

 

 

まるで黒板のように見えた壁

その上部には飾りがついて

どう見ても教室にしか見えなかった。

 

 

 

「ここで学校をやりたいです!!」

 

 

私は、たまらず、そう口走っていたと思う。

もう、居ても立ってもいられなかった。

 

 

 

そこへ、いつもお忙しく全国各地へ動かれている

つがやす院長先生が顔を出してくださった。

急な来客がありお会いできないと伺っていたので

お会いした際には、ドキドキした。

 

 

そして、院長先生にも同じようにお伝えをした。

 

 

先生は朗らかな笑い顔で

 

 

「学校ですか!?ここでできますか?

どうぞどうぞ使ってください。

ここは、【街の保健室】として

地域の方にも使ってもらえるようにとつくった場所です。

自由にお好きなように使ってください。」と

 

私へそう言ってくださった。

 

 

 

無謀にも、怖いもの知らずで

具体的には何も決めていない内から

その日のうちに、がっこうのスタート日を決めてきた。

 

 

 

 

いま、振り返っても無謀な人間だ、と

自分のことを思う。

 

 

 

しかし、あの時の私には

 

「できる!」としか思えなかったのだ。

 

 

「やりたい!!」が動いてしまったのだ。

 

 

 

 

それからすぐに、私は、私の講座を修了した

 

ママの心をサポートするママを育む講座 通称:ママサポ講座0期の

みんなにメッセージを入れた。

 

 

 

 

私のやりたいこと、想いを、まんまみんなへ伝えた。

そして、一緒にやりたい人はいませんか?と投げかけた。

 

 

ママサポ講座は、

ネーミングの通り、ママの心をサポートするママを育む講座、

ママたちの居場所を作ったり、

様々なカタチでママをサポートする人たちのための講座。

 

 

その中心となるリーダーの在り方を学んでいくもの。

 

 

 

この学校では、

今度は自らが主体的に場を創っていくことに挑戦する。

社会で活躍するための第一ステップとして

ここが練習の場となることを

私は意図してつくろうと考えていた。

 

 

 

人に関わるとはどういうことなのか?

 

 

誰かの喜びのために自分にどんなことができるだろうか?

 

 

人をサポートするとはどういうことなのか?

 

 

自分にはどんなサポートができるだろうか?

 

 

本当のみんな違ってみんないい、とは どういうことなのか?

 

 

私は、ここでみんなと共に

 

自分自身のリソースを活かしながら

 

チームづくりを学び

 

喜びに動くと何を得るのか

 

喜びの循環

 

 

その体験をする場としてつくろうと考えていた。

 

 

 

結果、修了生全員が自らの意志で

がっこうに関わりたい、

自分を活かしてみたい、と応えてくれた。

 

 

 

 

 

がっこうがスタートする日は、9月10日と決めてきていた。

 

 

 

みんなに話したのは8月下旬だったと思う。

そこから、ものすごいスピードで準備が始まった。

 

 

ネーミングも

「おかあさんのがっこう」と決め

 

ここでは、それぞれの「得意を活かす」が基本

 

 

自分の担当したい部門を決める。

 

 

珈琲を淹れるのが好きな人は、カフェをつくる!と決める。

そこを私はコーディネートしたい!と自らが名乗りあげ

コーディネート担当が決まる。

 

 

私には赤ちゃんがいるから、子どもの見守り担当でいきます!とか

 

 

写真撮影するので、広報担当します!とか

 

 

絵を描くのが得意な人は、学校のチラシを

お子さんと一緒に楽しんで描いてくれたり

家族総出で担ってくれました。

 

 

こうして、9名のがっこう職員となる先生たちが

自ら決めた部門を担当し、準備は進んでいきました。

 

 

下記写真は、初めて会場を下見に行った時のもの。

つがやす院長先生が顔を出してくださり、

当日の嬉しいご提案をいくつもしてくださった。

 

 

 

 

 

 

 

子どもたちには、がちゃがちゃのおもちゃをプレゼントしてあげて、と

歯科医院で子どもたちにプレゼントしているものを

私たちにも提供くださったり、

 

 

 

 

 

会場内の遊び場で

歯科医院専属の保育士さんが

子どもたちの担当をしてくださったりもしてくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちが活動するために

様々なご配慮と、お心遣いをいただいていることに

とても心強く、嬉しい気持ちが溢れました。

 

 

 

 

 

院長先生が帯広にいらしゃる時には

診療の合間をぬって、顔を出してくださり

後方から見守ってくださり

そのお気持ちが

本当にうれしく、ありがたい限りです。

 

 

 

 

 

おかあさんのがっこうのスタートは、

素敵なご縁からはじまりました。

 

 

 

応援くださる方々のおかげで

笑顔がここから広がる場ができています。

 

 

 

”おかあさんのがっこう”との出会いがあったから

私が変化するきっかけになった、と

涙を流しながら話してくださったママもいます。

 

 

そのママの笑顔を見て

そばにいた息子くんが、

家に帰ってから

 

 

「ママ、いい顔してたね。と言ってくれて

嬉しかった、、

私を見ているんですね、」と

 

メッセージを送ってくださったママもいます。

 

 

 

お母さんの笑顔は、子どもに伝わり、お父さんへ伝わり

家庭が笑顔になり、

社会へと広がっていくと

私は信じています。

 

 

 

 

 

ここから次へと繋がっていく

予想外の展開が起こっていきます。

 

 

この続きは、また④へつづく…