今年9月から始まりました

”おかあさんのがっこう”

 

 

12月まで、たくさんの方々にお越しいただきました。

 

 

おかあさんが笑顔なら、家庭も笑顔になる、

そして、地域や社会も笑顔になっていく、をコンセプトに

 

 

月に2回の開校、

どなたでも気軽に来ていただき

この場所から、何かを得て

動き出していくことを目的に活動してきました。

 

 

こちらの記事↓

おかあさんのがっこうから渡していくもの

 

 

 

おかあさんのがっこう記事一覧

 

 

 

500円からの授業料で

自由にみなさんに登校していただき、

 

がっこう応援先生にも「応援金」をいただき

授業も作っていただきました。

 

 

 

今日は、9月〜12月までの授業料、応援金の一部の70%を

 

児童養護施設の子どもたちを支援している団体

 

NPO法人スマイルリングさんへお渡しをしてきました。

 

代表の堀田さんへ。

 

 

 

ひょうきんな堀田さん

 

十勝学園を卒園した子どもたちが社会へ出ていく

そこからのサポートをされています。

 

 

 

 

ご自身も若かりし頃はやんちゃだったからこそ

彼らの気持ちがわかる、と話してくれます。

 

 

「僕、大人を信用していなかったんですよね、

 

でも、ある会社に勤めた時

やんちゃだった僕の面倒をみてくれた社長さんがいたんです。

 

あっちこちでやんちゃして、

金もなくてね、

そんな僕を会社の2階に住まわせてくれたんです。

 

 

ある時ね、仕事が終わったら

働いているみんなに珈琲を入れろ、って言うんですね。

 

やんちゃだった僕は

なんでこいつらのために俺が淹れなくちゃなんねーんだよ

って、思う訳です。

 

 

でも、社長が言うから

心の中では面白くねーな、って気持ちで

しょうがなくやる訳です。

 

 

でね、一通りみんなが帰ったあと

社長が僕を呼びつけるんですね、

 

 

で、これアルバイト代な、って

1万円くれたんです。

 

また次の日も、珈琲を淹れろって社長に言われ

またくれるんですね。

 

 

僕ね、すっげー嬉しくてね。

金もなかったしね。

 

社長が僕にしてくれたことが

本当に嬉しかった。

 

 

僕にとっては忘れられない人です。

社長には助けてもらったなぁ、って。

 

先日、その社長のこと思い出して

お礼を伝えたくて電話しました。

 

今では80歳になってて

 

「おう!とよ!」って言ってくれました。

 

 

あの時、出逢った忘れられないオトナがいたから、

今の僕がいるんです。

僕がしてもらったことをしたい、

そう思って子どもたちに関わっているのかもしれませんね。」

 

 

 

じーーんとしました。

 

 

 

堀田さんは本職を持ちながら

ご自身のお休みを使ったり

仕事後の時間を使い、子どもたちの支援に動かれています。

 

時には親のように、

時には兄貴のように

子どもたちの日常から関わっています。

 

 

 

今日、お渡ししたお金は

 

児童養護施設を卒園し、来春 短大を卒業する女の子の

晴れ着の費用として使わせてもらおうと考えています、とのことです。

 

 

卒業式で着る、袴と着物の費用に。

 

 

 

おかあさんのがっこうへ登校してくれた方々、

応援くださっている方々の気持ちは

学園を卒園する女の子の笑顔になります。

 

 

 

彼女の笑顔や喜びが

また次の笑顔をつくっていくだろうを思っています。

 

 

おかあさんのがっこうスタッフ

六郎田瞳ちゃんと、堀田豊稔さんと。

 

cafeROWAのオーナーゆかちゃんから

私の誕生日サプライズで

可愛いキュートなパンケーキをいただきました。

 

 

サプライズでびっくり!(誕生日は12月23日だったし)

 

 

パンケーキって、どうして人をhappyにしちゃうのかしらね♡

 

 

 

 

誰かからもらった優しさや温かさは

ずっと心のどこかに残り続けるのかもしれません。

 

 

おかあさんのがっこうへお越しくださったみなさま、

応援くださっているみなさま、

本当にありがとうございます!

 

 

来年もここから、地域、社会、人へ愛と喜びを広がっていきます。