おかあさんのがっこうは、

10月より、毎月第4水曜日は

帯広市内の介護施設

けいせい苑様 多機能ホームいなほさんの

地域交流の場をお借りして開校することとなりました。

 

 

 

 

 

おかあさんのがっこうの開校日は

毎月、第2水曜と、第4水曜

 

 

第2水曜は、つがやす歯科 新館プレンテさんを会場

第4水曜は、けいせい苑 いなほさん、です。

 

 

今回は、初めての「いなほ会場」

 

どんな場ができるのだろうか…と、どきどき、ワクワク。

 

 

 

  

 

 

会場に入ると、すでに会場には

子どもたちが遊べるおもちゃを準備くださっていました。

 

 

赤ちゃんが寝てもいいようにと

職員の方が使われていた、という

ベビーベットまで運んでくださり…

 

 

けいせい苑さんのみなさんの

お心遣いに胸がいっぱいになります。

 

 

 

会場では、登校くださるおかあさんたちを迎える準備。

 

 

 

 

 

この日は、ルミカペのご主人ともさんが

がっこうカフェ部の応援先生としてお手伝いくださいました。

 

 

珈琲スタンド(?)は、ともさんの手作り品。

おかあさんのがっこうでは、

オリジナルブレンド珈琲がとても人気で

このスタンドを、ともさんに発注、

この日は、試作品として持参してくださいました。

 

 

カフェのコーディネートは

カフェ部のまきちゃんと、なおちゃん。

 

 

 

テーブルコーディネートを趣味としている、

お気楽教頭のまきちゃん

いつもながら素敵な

秋のコーディネートです♡

 

 

会場内では、音楽の先生の瞳ちゃんが

ギターの練習。

 

それを見守る、

一時間目の授業を担当くださる辻ルミ子さん。

 

 

 

 

 

 

瞳ちゃんは、ドキドキして緊張マックス!

 

ギターに合わせて童謡を唄う、たえちゃんと

音の合わせ中。

 

 

みんなそれぞれに自分の出番までに

心を整えます。

 

 

がっこうへ来ると、

まずは、

ゆっくり珈琲を飲んだり、子どもたちが遊んだり、と

場に慣れていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

この日のおかあさんのがっこう珈琲は、

ともさんが準備してくれた

ルミカペでお出ししているノンカフェインの珈琲を。

 

 

ゴロゴロと豆を挽く、

珈琲のよい香りが漂い

施設で働く方々が、

「よい香り〜〜」と通っていかれることが

嬉しかったなぁ。

 

 

 

2時限目音楽の授業担当の

がっこう応援先生の笑顔のてふちゃん。

 

 

さて、授業のスタート。

 

 

 

 

1時間目はルミさんの”保健の授業”

 

「女性のもつチカラの偉大さと素晴らしさ」

 

 

 

 

 

 

 

先輩おかあさんのルミさんが伝えてくださる

子育ての体験談。

 

 

女性に備わっている、女性だからこそのチカラに

私達が目覚めること。

 

 

その自分の価値や素晴らしさに

 

自らが、理解、知っていくことを

 

優しく、丁寧に、若いママたちへ伝えてくださいました。

 

 

 

経皮毒のこと。

子宮のこと。

布ナプキンがなぜカラダにいいのか、ってことを

 

 

体験や、宇宙のしくみから伝えてくれました。

 

 

 

ルミカペ(お二人が営まれているコミュニティスペース)では

布ナプキンを販売しています。

ご主人のともさんが茜で染めた布を

チクチクと手でひと針、ひと針、縫います。

 

 

ルミさんは、ミシンをかけたり、刺繍をしたりと

夫婦ふたりの共同作業で

布ナプキンはつくられています。

 

 

 

茜で染めた布ナプキンをカラダにあてると

あたたかくなると言います。

 

 

自分を大切にする、ということは

カラダに何を与えるか、という選択を

自分たちが決めているということ。

 

 

 

 

みんなでまぁるく輪になって耳を傾けた時間は

たくさんのママたちの心へ届いたようです。

 

 

 

  茜の布ナプキン

 

 

 

ママたちの真剣な眼差し。  

 

 

 

いま、大切なことを、体験から耳にすることは

とても貴重なことだと思います。

 

 

SNSを通して情報はいくつも得ることができる。

けれども、

生の声には、真実味があり、

ダイレクトに響くものがある気がします。

 

 

体験したからこそ語られる真実があると

私は感じています。

 

 

 

 

 

ママたちがお話を聴いていると

それまで、わーわー遊んでいた子どもたちが

急に静かになりました。

 

 

以前もそうだったのですが

 

子どもたちに何も言わなくても

ちゃんとわかっているんだなぁ…を感じます。

 

 

お母さんが穏やかな心である時

子どもにそれは伝わっている気がします。

 

 

 

 

 

 

 

おかあさんたちに混じり、

施設にお勤めになっている男性職員の方、

施設を統括する、村上専務理事が

授業を最後まで聴いてくださいました。

 

 

 

途中、カフェタイムを設け、お茶を飲んだり

お喋りをしたり、

みんながここにいていいんだ、という安心感を

見つけてくださるといいな、を望んでいます。

 

 

 

2時間目は、音楽の時間。

 

緊張しいで、人前で話すことも、歌うこともドキドキする、と

お話をしてくださっているところ。

 

けれども、勇気をもって挑戦してみる、と

ここに立ってくださいました。

 

 

 

 

まずは、てふちゃんの唄から。

 

 

 

 

これが、なんとも美しい声で、鳥肌モノ。

 

 

音楽の時間から

仕切りになっていた壁を取り外し、

施設におられる

ベテランお父さん、お母さん達と、おかあさんのがっこうが

一緒にこの時間を創ります。

 

 

 

 

  

 

 

まなざしが、あたたかいのです。

 

 

この会場のなかにいると、本当によくわかる。

感じることができます。

 

 

  

 

 

赤ちゃんの泣き顔に

 

「あら泣いちゃった、かわいいね〜、」と

 

眼を細めて笑ってくれる、おばあちゃんたち。

 

 

その笑顔がとても優しくて…

涙が溢れそうになりました。

 

 

てふちゃんの次は、瞳ちゃんのギターと、

たえちゃんの声で

 

童謡「ふるさと」を、みんなで唄う。

 

 

 

 

優しい歌声で。

 

 

 

 

 

 

瞳ちゃんが一生懸命練習してくれた中島みゆきの「糸」を。

 

 

 

そして、最後の一曲は

 

おじいちゃん、おばあちゃんたちに人気だという

 

氷川きよしのズンドコ節を。

 

 

 

 

唄って、踊って、

 

おかあさんのがっこうコアメンバーの泉ちゃんが

子どもたちと一緒に手作りしたマラカスを振りながら

 

 

唄って踊る。

 

そして、思いがけない

アンコールコールが沸く!

 

 

唄った。

ズンドコ節!!

アンコールもズンドコ。

 

 

 

 

 

 

 

マラカス振って、音楽に乗ってくださり

なんとも言えない、自然にひとつになっていくものを感じました。

 

 

 

 

 

きっと、体験しないとわからない。

 

 

ここに流れるあたたかな空気や温度、

 

 

みんなが、楽しいね、とよろこびあえる感覚。

 

 

おかあさんのがっこうの最初から終わりまで

多忙で施設になかなかおられないという

けいせい苑、村上専務理事がいてくださいました。

 

 

 

「今日をとても楽しみにして待っていましたよ。

素晴らしい活動です。

 

おかあさんたちが自分から笑顔になっていることが

とてもいいな、と印象に残っています。

 

 

子どもたちにとって

お母さんの笑顔はいちばんです。

 

みなさんを見ていて、それがわかった。

 

子どもは、その姿を見ていますからね。」

 

 

 

 

 

 

 

「来てくれてありがとう。とても素敵な場ができていました。」

 

 

とても嬉しいお言葉でした。

 

 

おかあさんのがっこうを、

けいせい苑いなほさんで開校することを

とても喜んでくださっていた清水さん。

 

この日、感想の言葉を…とマイクを向けると

 

 

「もう、、泣きそうなんです。

みなさんがお帰りになったあと、ひとりで泣こうと思ってて…

嬉しくて、嬉しくて。

この光景を見ることができたことが嬉しくて。」

 

 

言葉をつまらせながら話してくださった清水さん。

 

 

 

清水さんの夢は、

 

 

長屋のような施設を創ること。

 

 

そのために、

お年寄りだけで毎日を過ごすのではなく

世代を越えた人たちが集い、関わっていけるような

 

アットホームな場をつくりたい。

 

 

そう、以前話してくださっていたんですね。

 

 

 

 

私達、おかあさんのがっこうも

 

世代を越えた”縦”のつながりを大事にしたい。

 

そして、ママたちが支え合い、勇気づけ、希望を見ていける

”横”のつながりを創っていこう、

 

 

そう想い、動いてきました。

 

 

 

 

 

今回は、遠路はるばる、江差町からお越しくださったママもいます。

 

 

妊娠中なんです、というママもいます。

 

 

一度行ってみたかったから、

勇気を出して来てみました、と

 

 

そう来てくれたママもいます。

 

 

毎回、顔ぶれが違います。

それも嬉しい。

 

 

 

どんな理由でも、勇気を持って踏み出した一歩は

とても大きな一歩だと思っています。

 

 

 

 

 

お母さんが笑顔であることは、家庭を笑顔にする。

 

社会を元気にする、を

 

私は信じています。

 

 

それが、これからの子どもたちへ渡す世界になっていく。

オトナとしての役目だなぁ、を思っています。

 

 

この日は、十勝毎日新聞社の記者さんにもお越しいただき

記者さんの逆取材(笑)激写。

 

 

 

 

ルミさん、ともさん、

そして、てふちゃんから

 

がっこうを応援するお気持ちとして

たくさんのがっこう応援金を頂戴いたしました。

 

 

ありがとうございます♡

 

 

 

 

 

泣けてしまった、このメッセージ。

 

GO!GO!って。

 

 

子どもたちへ渡す未来を見つめながら

 

今、私達にできることを一歩ずつ。

 

 

 

 

 

 

11月のおかあさんのがっこうは

 

◉第2水曜 11月14日(水)つがやす歯科 新館プレンテさん

 

◉第4水曜日 11月28日(水)けいせい苑いなほさん

 

 

時間は両日とも、10時半〜12時半

 

 

授業の詳細は、後日UP致します。

 

 

どなたでも登校できる、おかあさんのがっこうです^^