天才と聖人君子 | 心の風景

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心のあり方や生き方をテーマとしたエッセイなどを載せていきます。同好の方と交流できればうれしいです。

 NHK大河ドラマ『光る君へ』第30回。

 

 前回より3年が経ちます。都は激しい日照りに見舞われ、手の打ちようがありませんでした。ついに道長は自分の寿命10年と引き替えにガーン、陰陽師の安倍晴明に雨乞いをさせます。祈りは見事に成功。もう道長は聖人君子ですね。たぶん最後まで善人であり続けるでしょう。

 

 一方まひろは、道長の友人の妻のサロンで和歌を教えるようになっていました。ただ才能や教養がありすぎて、教え子の娘たちには程度が高すぎるようです。

 

 まひろは娘の賢子にも色々教え込もうとしますが、娘はそれを嫌って、為時になついてしまいます。ある日まひろが文章を書いていて賢子を無視したので、原稿に火をつけてしまいますガーン。火事にはならずに済みましたが、まひろにとっては頭の痛い状態が続きます。

 

 まあ、天才にはありがちなことですね。でもおそらく今後は凡人にもうまく接することの出来る器の大きな人へと成熟していくと思いますよ。

 

 そして一条天皇と彰子は今回も断絶状態😓。彰子の悲しげな人形のような顔を見るのは私もつらいですね。道長夫妻も頭を抱えています。

 

 そんなとき道長は、まひろが面白い物語を書いているといううわさを聞きつけます。陰陽師のそれとない勧めもあり、まひろの家を訪れたところで次回に続きます。

 

 予告を見ると次回からいよいよ『源氏物語』を書き始めるようですが、来週はお休みだそうです。