共学と別学 | 心の風景

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心のあり方や生き方をテーマとしたエッセイなどを載せていきます。同好の方と交流できればうれしいです。

 少し前から埼玉県の公立男子高と女子高を共学にする動きが始まっていて、それに反対する動きも起こっています。

 

 共学化の理由には男女差別解消があげられています。またTOKYOMXの「激論サミット」では、賛成の出演者は「別学だと視野が狭くなる」と言っていました。

 

 一方、共学化に反対する高校生は、別学の方が多様性に貢献できるとか、自分を表現できるといった意見を出しています。

 

 一般論ですが、私は特に大きな問題がないなら、今のままでいいのではないかと思います。異性が苦手という人もいるでしょうし。選択肢のある方がいいでしょう。

 

 もちろん共学で学べるものもあるでしょう。別学だとそういう学びはないわけですが、その代わり別学ならではのよい点を体験することが出来ると思います。

 

 言い方が大げさですが、共学の人と別学の人は、別種の人間になるのです。そこに優劣はないと思います。そして色んな人がいた方が世の中のためにはいいでしょう。「多様性の時代」などと言われますが、共学別学の共存はまさに多様性の尊重になります。

 

 なお、私は男子高出身なのですが、共学も経験してみたかったなあと思っています。共学に行っても、暗~い高校生活が変わったとは思えませんが😅。