ハリは痛くない | 心の風景

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心のあり方や生き方をテーマとしたエッセイなどを載せていきます。同好の方と交流できればうれしいです。

 NHK大河ドラマ「光る君へ」第22回。

 

 今回から越前が舞台になります。

 

 国司となって着任した為時。早速地元の役人が賄賂を持ってきます。その代わり在任中は政治に一切口を出すなというわけです。真面目な為時は断わります。すると早速嫌がらせが。地方政治の乱れは実際に数多くありましたので、こんな場面もあったことでしょう。

 

 一方、滞在していた宋人たちは何か企んでいるような雰囲気もあるのですが、為時とまひろは一応友好関係を築きます。まひろは若い宋人周明と顔見知りになります。

 

 この宋人が鍼灸師で、体調不良になった為時を治療することに。為時はハリを打たれたとき絶叫しますが、これは視聴者を笑わせるためだと思います😅。実際のハリは痛くないです。

 

 さて、突然、通訳をしていた日本人が殺される事件が起こり、宋人の代表者が犯人として捕まってしまいます。為時が苦慮しているとき、周明が突然乗り込んできて、意外にも流暢な日本語で抗議するところで、次回に続きます。

 

 都では元中宮の定子が妊娠していることが公になります。ただ、天皇に無断で出家したことは罪になるらしく、孤立した定子の子どもをどう扱うか、天皇も道長もまだ決めかねている様子です。

 

 道長は公の場ではだいたい無愛想な顔や口調で通していますが、ふと脱力した顔や口調に変わる瞬間があります。この微妙な表現はさすが役者と思いました。

 

 ところで、道長が以前あんなに主張していた疫病患者を救う話はどこへ行ったんでしょう。おそらく疫病は自然に収まったのでしょうが、それに全然触れないのは、やはりおかしいと思いますけど。