薬局主人の毎朝の掃除 | 心の風景

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心のあり方や生き方をテーマとしたエッセイなどを載せていきます。同好の方と交流できればうれしいです。

 近所に処方薬専門の薬局があります。低層マンションの1階の端が店になっています。お世話になって久しいです。そこの、たぶん主人らしい人は、初老くらいの、もの柔らかな、穏やかな口調の人です。ときには業界の話などしてくれます。

 

 その人の朝の日課が店の前の歩道を掃除することです。歩道といっても1車線の道路に白い線が引いてあるだけですが、車の往来で、ゴミが歩道にたまりやすいんです。

 

 その人は自分の店の前だけでなく、マンション全体の前の歩道を掃くのです。しかも、そのあと向かいの病院2軒の前の歩道まで。

 

 もう何年も前から続いています。けっこうめんどうでしょう。そのとき、他の店はまだ閉まっていますので、薬局の主人の掃除を知らないかもしれません。

 

 この人にはちょっと変わった点もあります。店内ではマスクをしていますが、店外ではコロナがひどかった時でもマスクをはずしていました。そして、喫煙者です😲。それを初めて知ったときは驚きました。薬局の人がタバコを吸っていたら、まずいんじゃないかと。

 

 まあ、でもそんなことはいちいち詮索せずに、それなりのいい人間関係が続いています😊。