私が見守りボランティアで立つ交差点の角地にSさんという男性の家があります。私の家の直ぐ近くです。
そこの駐車場には、企業の名前が書かれた白いワンボックスカーが停まっていることが多かったのですが、夏頃から姿を見かけなくなりました。それと同時に駐車場の隅や舗装した地面の割れ目から雑草が伸び始めました。
最近は2m以上になり、黄色い実をつけています。実りの秋といえば、そうなんですが。
Sさんとは私が町内会の班長をやっていたときに話したことがあります。もうかなりの高齢で、重病を抱えていたそうですが、それでも車で仕事に出かけていました。
Sさんの家の3軒隣の敷地では、今新築工事が進んでいます。このところ町内ではあちこちで新しい家が建てられています。新しい道を子供連れが行き交うようにもなりました。
年々歳々花相似たり
歳々年々人同じからず
自然とこの漢詩の一節が思い浮かびました。