劣等感の対義語は優越感ですよね。
つまり劣等感は不快な感情を引き起こすのに対し、優越感は愉快な感情を引き起こします。
これがポイントなのですが、現在劣等感に悩まされている人は、
過去に多くの優越感を味わってきた人が多かったりします。
スポーツで輝かしい成績を収めていたり、生徒会長だったり、仕事で重役についていた人だったり。
そのときの快楽を忘れられず、「今の自分はこんなはずではなかった」と思うのです。
高い山に登るほど、転げ落ちたときの痛手は大きいものです。
例えば、優秀なアスリートが大けがをして現役を引退せざるを得なくなったケースなど。
もしそのことで劣等感を感じるなら、発想の転換をするしかありません。
自分の経験を生かしてスポーツトレーナーのプロフェッショナルになるとか。
形を変えて、再チャレンジをすることが劣等感から抜け出す近道だと考えます。