キネシケア、番外編です。
今回、ベストクリニックで受付けをするときに、
他の先生たちの名前にならんで、ナンシーさんの名前もありました(クリニックでのセッションを始められたそうです)
Deep生の皆さんが、Deep終了後、ナンシーセッションを受けられていて、『すごく良かった!!』と口を揃えて仰っていたので興味はあったのですが、
私はほんま先生のセッションで、ザ・完結!という気分だったので受ける予定はありませんでした。
キネシケア終了の翌日の朝から風邪をひいて寝込み、頭痛で思考も完全に止まった状態になってしまったのですが、その数日間の間で2回も昔(むかーしむかし)つき合っていた人の印象的な夢を見たり、その後起こった出来事から、
”男”をテーマにセッションを受けたい
と急に思い立ったのです
帰国前日の夕方になって、ナンシーに急遽お願いをしてセッションをして頂くことなりました。
私は20年くらい前から、心臓の周りの筋肉、左側の鎖骨の奥深く、左肩、左腕、左の股関節などに痛みがあるのですが、当時、大好きだった人と別れたり、大好きだった飼い犬が死んでしまったり、叔父が不慮の事故で亡くなったり、とてもショックな出来事が重なった時期でもあったのです。
今回ナンシーの講座の中で、「5番心経」について語られた言葉、
”もう手が届かなくなってしまったような深ーい、深ーい心の傷”
(というようなニュアンスだったかと思いますが・・・)その説明を聞いた瞬間、自分の20年来の左側の痛みのことを考えていました。
今回私が受けたナンシーセッションは、ほんま先生のセッションとはまるで違っていて、1セッションの中で、
”もう一体いくつアロマを嗅いで、いくつ調整をしてもらったか分からない”
というくらいの凄まじい調整量でした。
超スピーディーに、超スムーズにどんどん、どんどん掘り下げていってくれるのですが、その速さが不思議とそれほど速いとは感じないのです。(不思議だなぁ・・・)
一つ一つの調整に対して、問いかけや温かい言葉が添えられて、無意識が少しずつ引き出されていきます。
そんなナンシーを見て、(超ステキだわっ)と思える余裕があったのは初めだけ。いつのまにか、自分の無意識に繋がったような感覚(催眠状態のような感じ?)になっていました。
ナンシーのアロマの理解力により、私が語る以上のものを理解してくれているような、分かってくれているような安堵感のようなものが感じられました。
セッションを終えた後、感情が出てくるかもしれないとフォローをしてくれたのですが、驚くことにそこからまた抑圧していた感情が溢れ出し、心の奥に閉じ込めていた感情が言葉と涙となって出てくるのでした。
「だって・・・もう・・・悲しみが深すぎて・・受け止められなかった・・・身体がおかしくなりそうで、どうかなってしまいそうで・・・ワーーーン」
↑こんな感じでした。
当時は、キネシオロジーとも出会っていませんでしたし、その悲しみを味わい切ることなど怖くて怖くてできなかったのです。
しかし、そのことで、人の悲しみに対して少しずつ麻痺していったり、人を悲しませることに対して強い恐怖心を感じるようになっていきました。
でも今は昔と違う。アロマがあるし、目の前にはナンシーもいてくれる。
愛するものがいなくなってしまった悲しみも・・・
もう、愛せない、という悲しみも・・・
しっかり感じ切ることができたのでした
ちなみに、トラウマの発作に、”ノニジュース”が効果的!!というのには驚きました
セッションの前には、先生の奥様が風邪に良いから、と一杯、セッションが終わった後には、ナンシーがトラウマ解放にと一杯、
そのノニジュースを飲ませてくれたのでした
ロサンゼルス、リトルトーキョーで出会ったたくさんの人たちから大きな愛をいっぱい受け取ったのでした 完。