保育士13年の子育てのスペシャリストが、

イライラママさんに向けて

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クローバーグリーフケアセラピストクローバー

坂本千春

 

 

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私のは働く人です。

いつも手作り料理を用意してくれて、

母の作る赤飯やお稲荷さんが大好きでした。

私や姉の服も作ってくれて、

父のいらなくなった服をリメイクするなど、

「得意ではない」と言いながらも本当に努力家でした。

 

私がやりたいことはいつも応援してくれたのも母です。

困った時にはいつも助けてくれてました。

 

 

は日曜大工が得意でした。

たくさんの工具を持っていて物を作るのもお手のもの。

小さい頃はシルバニアファミリーの家を、

実際に住んでいる家と同じデザインで作ってくれたことがあります。

また私たちのために家の庭に砂場を作ってくれて、

そこで泥遊びをするのが大好きな遊びでした。

 

そんな両親は私が小さい頃から共働きをしていました。

母はどんなに仕事が忙しくても家事と仕事の両立を本当によくやっていました。

近くに頼れる人もいなかったのもあって私たちは

留守番することがよくありました。

 

家族写真 左が父・姉 右が母・私

 

私は初めて母が仕事に行った日のことを鮮明に覚えています。

それは私が当時2歳の時でした。

 

 

玄関に向かう母の姿。

「いかないで!」と泣き叫ぶ姉。

それを一歩後ろで見ている私。

 

 

玄関の鍵がガチャっと閉まる音がして

「あ〜本当に行ってしまったんだ」と感じました。

母の歩く姿が見える部屋へ移動し窓から

「お母さん!」と泣いている姉。

 

 

私はそんな姉に

「私がいるから大丈夫」

そう言いながら涙が溢れたのを覚えています。

 

 

私は小さい頃から周りの状況をよく見ている子でした。

仕事から帰った母が大変そうな時は一人で静かに遊び、

物を買ってもらう時は「どのくらいの値段までならお母さんが困らないかな?」

と気にかけることもしばしば。

「親を困らせない様に」「心配をかけない様に」

周りのことをいつも気にしていました。

その性格は幼少期からあった様です。

 

 

幼稚園に通っている時から先生によくマイペースだと言われ、

ご飯を食べる終わるのはいつも最後。

小学校に行ってもそのマイペースさは変わらず、

通信簿にもよく同じことを書かれていました。

 

 

私は家族をよく笑わせていました。

家ではカゴを頭に被りアヒルの真似をして

「クワァクワァ」といいながら家族みんなの注目を集めます。

 

 

でも外では大人しく静かなタイプでした。

人がいる前でアヒルの真似をして言われても恥ずかしくて全くできません。

今思うと、家族で過ごす安心感と、

家族を笑顔にしたい想いから家でそんなこともできたのでしょう。

 

 

大人になって母に、

「どうして2歳の私を留守番させれたのか」聞いてみたところ

 

「千春はいつも大丈夫な感じがした」

 

とどこか頼れる安心感があった様です。


家族で出かけた日のアイス屋さんにて

 

 

実は旦那からも同じ言葉を言われたことがあります。

ある時期、夫婦の関係性は危機状態にありました。

大好きで結婚したはずの夫婦なのに、

価値観の違いや心のズレで互いを理解できずに不満が溜まる日々。

 

 

私はいつもこう思っていました。

 

どうしてわかってくれないんだろう。

どうして言わないと気づかないの?

どうしてこんなに考え方が違うの?

どうしてもっと手伝ってくれないの?

私はこんなに頑張っているのに…。

 

 

ある時心が限界を感じ、すごく勇気のいることでしたが

自分の気持ちを全部伝えてみようと

その想いをぶつけました。

 

冷静に…と思いつつもいつしか感情的になり、

何を言ったのか覚えていません。

 

 

唯一覚えているのは二つ。

 

旦那が私の話を聞いて、

「どうして早く言ってくれなかったの?」

と目から鱗の顔をしたこと。

 

もう一つは、

「千春なら大丈夫だと思ってた」

の言葉。

 

 

これまでの私は、

自分の気持ちを伝えることがなく我慢。

相手のことを優先するあまり、自分は後回し。

当時仕事のストレスを抱え込んでいた旦那に少しでも発散してきてもらいたくて

週末の休みも趣味の自転車に行ってきていいよと伝えていました。

 

でも、私も年子の子育て真っ最中で大変でした。

自分のストレスを発散する時間も、

大変さを解消する手立ても考えず

自分でなんとかする」という選択をしていたのです。

 

 

その後心の仕組みを知ったことで気づいたことですが、

私は小さな頃から周りがよく見える分、

 

 

私が我慢すればいいんだ

自分のことは自分で

人に頼らない

迷惑・心配をかけてはいけない

 

という考えた先行して子育ての大変さや手伝って欲しい想いを

伝えることができていなかったことがわかってきました。

 

周りを優先しているのは私なのに、

心に不満を溜め込むという矛盾。

 

「相手を変えよう」

「相手が悪いんだ」

 

そう思っていた私でしたが、

今では、

“どんなことでも原因が相手ではなく自分の心にある”

そう思える様になりました。

 

 

今では大変な時は手伝ってもらい、

出来ないことは出来ないと言える様になったので本当に楽になりました。

互いが素直に自分を表現できる関係性に変わったこと、

今では率先して家事を手伝ってくれること、

本当に感謝しています!

 

あんなに心が通わなかった夫婦関係ですが

今では私の一番の理解者となり、

どんな困難にも二人で乗り越えれる

信頼におけるパートナーです。

 

 

 

 

千春ストーリー〈第3話〉もお楽しみに!

 

 

千春ストーリー〈第1話〉はこちら!

 

 

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