子どものできない時のかかわり方 | 保育士から心の子育てメッセージ

保育士から心の子育てメッセージ

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ふーですニコニコ
保育士カウンセラーの視点から


前回、歩き始めの子どもが転んだ時に、
大人が見守るかかわり方について、
ということを書きました。
それについての私の考え方をもう少し。


乳児期の子どもの行動から、

子どもは、乳児の頃から、できないこともいろいろな体験をしていくと思います。

物がなかなか取れない。
触ったら崩れる。
寝返りをしようと、何度もがんばる。
ハイハイをしていてぶつかる。
登ろうとして、なかなか登れない。

などなど、興味関心が出てくると、
いろいろな行動を試す姿が見られるのではないでしょうか。


この時に、大人のかかわり方で、
見守るをすると、
子どもは何度も頑張る、
できるまでやってみようなど、
自分でどうにかしようという姿が見られるかもしれません。


そして、幼児期になり、
考えることができるようになると、
どうしたらできるようになるか?、
どうしてできないんだろう?
こーすれば、あーすればと
試してみる力、調べてみる行動、

その結果、
こうしたらできる。
自分で考えて行動する、基が育まれていくのではと思います。



子どもができないという時、
側で見ている大人は、
ついつい手が出てしまうかもしれません。
物を取ってあげたり、
寝返りを補助してあげたり、
登れない時は、おしりを支えてあげたりなど。

というかかわり方をしていくと、
幼児期になっても、大人が助ける、教えるという大人視点のかかわり方になるのではと、私は思います。
すると、子どもは、待っている、受ける、受動的な姿になるかもしれません。


子どもが、
自分で考えて行動するという、
子ども主体のかかわり方は……


乳幼児期に、
自分で考えて行動するの基ができると、
小学校以降でのプログラミング思考や
PDCAの考え方につながっていくと思います。


こうしたいという(目標)、

そのためにどうしたらいいか、
どうすればできるようになるか、

やってみるという実行、(取り組み)、

やってみて、できなかったら、何が原因
か、どうすればいいかという(結果の振り返り、改善)、

また、やってみるという(行動)、

文章にすると、難しくなるかもしれませんが、
大人になってからも、失敗や壁にぶつかった時、困った時などに役にたつのではと思います。

あくまで、私の考え方です。


新年の絶景くんから 
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