今日は、パパが休日で息子はうきうきしていた。
二人は、兄弟のように競い合う。
朝、ゲームのコースを作っていた息子にパパが言った。
パパ「ゲームもいいけど勉強しないの？」
息子がピクッと動いた。
息子「パパは勉強したことあるん？」
ママがドキっ！とした。
私たち夫婦は同級生だけど、中学の成績はママが80点前後のくそ真面目なので勉強していたが、
パパは、当時勉強が嫌いで得意のスポーツで推薦をもらっていたから。スポーツは私も地元じゃ負け知らずだったけど、
パパのジャンプは見たことないほど高い。スラムダンクの桜木花道みたいなジャンプで、ジャンプボールには、「あいつのジャンプ見とけよ！」という人が集まってきていた。
ただ、勉強しているところを見たことがないような、、、。
パパ「じゃあ勝負するか？」
息子「中学受験用の小4の算数で勝負や！」
パパ「見とけよ！公立小は落ちこぼれを救うんや！だから、勉強していない俺にぴったりやったんや。
伸び悩みの子は放って置かれるけどな。
パパは、体育だけ放って置かれたぞ！」
ママ「じゃあ、問題配るね。さあ、始めるよ〜！
はい、鉛筆ね。レディーゴー！」
私の拍手のパチンと言う音でゴングのように試合モード！
お互いに負けてたまるかとがむしゃらにいつもより多めの問題を解いていた。
集中力が途切れそうになったら息子はポカリ、パパはコーヒーを飲んだ。
そして、解き終わったら勝ち負けも無く、仲良く次の予定を立て始めた。
私がお昼ご飯をサッと出してお昼に切り替え
パパと息子「いただきまーす！」
パパ「食べたら散歩行こうぜ！」
息子「えー、いいよ。」
外が怖かった息子が外に出た。すごい！
息子「おかえりー！」
ママ「ただいま〜って逆や。早いね帰るの。」
パパ「晴れとるけど下が雪やからな。」
息子「自販機でゼリーのジュース買ってきたよ。パパはコーヒー。」
ママ「お昼ご飯をいっぱい食べて、それ飲んだらエネルギーが消費できてない気がするけど、何か他に運動する？」
息子「家のエアロバイクにしようかな〜。」
ママ「これが何キロカロリーだから、エネルギー消費のためにはけっこうエアロバイクをこいでもらうけどいい？」
元スポーツインストラクターのママが計算した。
パパ「キャッチボールするか？」
普段、外を歩くのが嫌いな息子が目を光らせて言った。
息子「そうしよう！僕、16時にはオンラインの友達とゲームを一緒にする約束をしたから、それまでに帰ってくる(^^)」
オンラインのコミュニティは、これからもっとリアルのコミュニティになっていく
オンラインの友達が息子の笑顔を引き出しここ最近のリアルを充実させていた。
パパと息子が歩いて公園へキャッチボールに行った
不登校になってから外で人の目を気にしていた息子が変わっていく
パパが動画で撮ってくれたキャッチボールを見た
息子の姿とパパの声が聞こえる
パパ「この辺をめがけて投げてー！」
しゅぱーん！
パパ「そう！もういっちょー！」
しゅぱーん！
延々とキャッチボールの動画を見せてくれた。
雪の中でキャッチボールしている親子
野球のボールが白くて雪合戦のように見える
成長したなぁと思った
ママ「すごいね。ママにはできん事をありがとう。」
パパ「けっこう上手くなったぞ。」
ママ「楽しかった？」
楽しかっただろう顔の息子にあえて聞いた
息子「うん、あーでこーで、、、」
いつもより、よくしゃべる息子（笑）とっても楽しかったんだろうなぁ。
パパありがとう。
息子、道なき道に足跡をつけて歩いた雪道
歩いた跡に成長が見える
学校行けなくても、よく成長した息子に
追い越されそうな親
息子が成長して父を乗り越える時
パパは涙止まらんやろなぁ。
パパと10歳の息子の
あのがむしゃらな勉強とキャッチボールを見ていたから、
父を乗り越える気であふれていたから
感動してしまった。
廊下でパパにありがとうと伝えたら
パパ「俺の夢は、風呂にゆっくり入ることや。」
って言っていた。
ママ「いつもありがとう。」
パパは、そう言ったけど、この大変だけど息子の動画を見せて喜んでいるパパは、今が楽しそうな顔だった。
寝る間際、
パパと息子が布団を並べて寝た。
二人の足つぼと読み聞かせが済んだら
ママは、あっちに行っていいよって感じで
二人ともスヤスヤ寝てしまった。
今日１日に一片の悔い無しって感じの顔をして早く寝た(北斗の拳かw)
ホームスクール楽しいよって言っていた人の気持ちがすごく解った
三歩進んで二歩下がる
パパと息子が二人で散歩に行った日に三歩進んだ。
二歩下がって、また三歩進もう！
水前寺清子の歌の歌詞でも検索しようかなw
無理せずのびのび育とう
親も子も。
日々感謝✨
