乳がん術後のホルモン療法薬、
タモキシフェン
を服用して1年が経ちました
ホルモン療法というと
女性ホルモンが減少することによって
更年期のような症状に悩まされる
というイメージがありますが、
タモキシフェンは抗エストロゲン薬
乳がん細胞がエストロゲンと結びつくのを阻む
または、代わりに自分が乳がん細胞と結びつくことによって
乳がん細胞の分裂を阻止
または、死滅させるというお薬なのです。
ホルモン受容体陽性乳がんの場合、
乳がん細胞は女性ホルモンをエサに増殖するので
このホルモン療法が効くのです
タモキシフェンは
骨を強くする作用もあるとか
普通、更年期やホルモン療法で女性ホルモンが減ると
骨粗しょう症が心配になるといいますが、
タモキシフェンは逆なのです
タモキシフェンを毎日欠かさず飲んで
1年が経ちましたが
特にツラい副作用は感じません
私の場合、
「タモキシフェンをまず2年やろう」
と先生は言いました。
ホルモン療法自体は10年くらいやると言われているので、
2年経ったらクスリを変えるのだろうと思います。
タモキシフェンは2年以上継続すると
子宮体がんの発症率が上がるといいますしね。
継続してがんばります