おじいちゃんが天国へいきました。


93才でした。



おばあちゃんが

2012年に他界してから

10年以上

おじいちゃんは生きてくれた。





歳をとるにつれて

自分のことができなくなっていった。



その頃

父の前立腺癌が悪化 

母方のおばあちゃんは認知症になり

私の両親がおじいちゃんのお世話を

できなくなってしまった。



その為

おじいちゃんは約6

施設で生活をしていた。


 


実家に帰る度に

会いに行きたいと思いながら

子供たちがまだまだ小さかったり

コロナ禍が重なり

結局、施設で会うことができないまま

亡くなってしまった。



   


私の両親は朝から晩まで

仕事が忙しかった為

私と弟は

おじいちゃんおばあちゃんと

夕ごはんを食べ、お風呂に入ったり

夏休みは

毎日のように一緒に過ごしていた。



おじいちゃんはすごく厳しい人で

私も何回も怒られたし

数えられないくらい喧嘩もした。



私がお付き合いする人まで

口を出してきたり

「おじいちゃんて

 マジでうるさくてイヤ」

なんて、思っていたけど、、、

 



私が長男を出産し

連れて帰った時

「かわいいな。 

 大事に大事に育てるんだよ」

って、何回も抱っこしてくれたことを

今でも鮮明に覚えている。



そして

私に

「雅美 マサミ」と名前を

付けてくれたのも

おじいちゃん。







6年ぶりに対面したおじいちゃんは

私の記憶にある

おじいちゃんとは違って


痩せこけて

表情も全く違い

別人のようだった。




次男が生まれた時

無理してでも

会わせてあげたらよかったなとか

後悔の気持ちが一気に込み上げてきて

涙が止まらなかった。




そして

おじいちゃんが亡くなった日は

私たち家族が可愛がっていた

うさぎ モコちゃんの命日だった。


亭主関白で厳しくて

口うるさいおじいちゃんも

動物は大好きで

モコちゃんをすごく可愛がってくれていた。

同じ日に天国にいったのね。



天国でおばあちゃん、モコちゃんと

再会してるかな?


今までありがとう。


私たち家族を見守っていてね。