夏休みですね。
長男校では、夏休みに中1から高1まで小説の読書感想文の宿題がありました。
でも、うちの長男は本を読むのが驚異的に遅いんです。
1冊読むのにどんだけかかるんだか
そして、本を読んでも感想も特に無い。
さらに、自分の気持ちの言語化も苦手。
こんな特性っ子の長男に読書感想文を、一人で最初から最後まで書かすのは絶望的。
あかんと思いつつ、思いっきり母がヘルプしちゃってました。
全ての小説で出来るわけではないのですが…。
こんな手法があるという事で、我が家の方法をご紹介。
①まず、母がざっと読む。
今は老眼により失われた能力(?)ですが、私は本を読むのが早かったんです。
この時ばかりは、昔を思いだして速読してました。
文を味わずに、ざっくりとしたあらすじだけ追うのなら、高校生の感想文の小説なら15分~20分でなんとなく掴めます。
細かい設定は分かって無いですけど。
②書きやすそうなエピソードをいくつか選ぶ
③どのエピソードを元に感想文を書くか、息子に選ばせる
④選んだエピソードに近い経験をしているか思いださせる。
まあ、むりやり絞り出させるんですけどね。
⑤そのエピソードで、その登場人物と同じ行動をしたか聞く
同じ行動をした→⑥
違う行動をした→⑦
⑥自分が同じ行動をした理由が、登場人物と同じか聞く。
違う理由なら、登場人物の気持ちを理解できるか、どう感じるか。
同じ理由なら、登場人物のどこに特に共感できるか。
周囲の反応は、小説と現実は同じだったか。
などなど
⑦違う行動をしたなら、なぜ同じ行動をしなかったのか。
登場人文の気持ちは理解できるか。
次は同じ場面になったら、登場人物と同じ行動をとるかとならないか、またその理由。
周囲の反応は、小説と現実ではどうだったか。
などなど
⑧質問の答えをまとめさせ、感想文完成
インタビューしていると、途中から誘導尋問になって行きます。
小説を選ぶときは、エピソードが書きやすそうなものを選んでます。
またエピソードを選ばせる時に、登場人物の性格やそれまでのいきさつも説明してます。
私は雑に読んでますが、母が読み込んでると誘導がスムーズかもしれません。
っていうか、母が読み込んでた方が良い感想文が書けると思います。
結末や伏線も考えながら、質問で誘導できますからね。
以上、超過保護な母による夏休みの読書感想文についてでした。
ぷうみさんへ業務連絡
うちの玄関のニッチです。
仁淀川の河原の石はどれも美しくて、すっかり感動して、記念に持って帰りました。
美しく見えなかったら、私のカメラの腕のせい
もちろん、もっと感動したのは川の美しさ。
あれぞ仁淀ブルー。
ラフティングも楽しかったです。
高知って本当に素敵ですよね。