薩摩藩には麓という名称の武家屋敷が点在していました。
今回は入来麓へ行ってきました。
当時の武家屋敷の名残は石垣の区割りくらいかな…。
ただ、武家屋敷は名士の集まりみたいなものだから、歴史的な建築物も多かっただろうが、新しいものを取り入れることも多かったと思います。
蔵もその名残
武家屋敷ではないが、明治時代に建てられた「増田家住宅」
残された当時の資料を元に復元
増田家は眼科を営んでいたが、その住居を市に譲渡。
譲渡時は茅葺屋根ではなかったが、復元された。
この地には元はお寺があったが、廃仏毀釈で取りつぶされており、その廃材を梁につかっている
石藏は映像資料を見ることができる
トイレと風呂は別棟
五右衛門風呂
洗い場
洗い場の水源は湧き水。樋で洗い場まで水を引いていたんだろうな
増田家の配置が換わりやすい
母屋の手前が洗い場。離れの手洗い場と風呂。奥に石藏
この構図を見ていると、Drスランプの則巻千兵衛ハウスを思い出した。
こちらに階段があるのは、診療室の入り口だったからとのこと
入来麓も雰囲気があって良かったです。