日本の或る鉄道事情 | 桃の助ブログ

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日本独自の自然、風土、文化を敬愛し守りたいと思っています。

日本の鉄道でヨーロッパなどで見られる客車型鉄道列車が発達しなかった訳。何故トップに機関車が一台の構成が無く、全車両モーター、エンジン付の鉄道車両が中心となったか。一般的に客車型車両の方が乗り心地が良い、構造も簡単などのメリットがある筈なのに何故か。

 
  二~三年前
の読売新聞の特集記事に依れば、まず、軌道間が狭く客車をけん引できる動力をもたらす、大型のモーターが列車の下面の車輪間に置けなかった。結果、強い動力を持つ機関車は製造が困難であった。また、日本は地形的に険しく、急勾配があり一台の機関車で引っ張るには動力が不足で、各列車に動力を置くこととなった。そして、基本的に日本はかつて保線が悪く、客車を牽引するのに十分な動力が大きくて重いモーターを持ち、車両自体も重い機関車はその重量で線路をいため使えなかった。

 以上から、大型の強力なモーターを有する大型機関車で客車を牽引するのではなく、各車両に動力の有る列車が主流になった。

 
 といった内容だったと思う。

 
 ヨーロッパの旅番組を見て不思議に思う方もおられると思い、参考にしていただければと思う。


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