こんばんは星自分らしさを学びや気づきから紐解く『あいのち』ですドキドキ

今日は金曜ロードショーのポニョ立ち上がるを見ながら、読書レビューをまとめてみようと思います。
(独特の不思議な世界観に時たまキュンキュンラブしながら…)
 →やっぱり、ポニョが面白すぎて、第1章をまとめるのが精いっぱいでした笑い泣き


本日の選書は広報の仕掛人たち 21のPRサクセスストーリー(宣伝会議)。手元にあるのは最初に出た2006年版で、その後、2016年と2020年にも出ているから、情報としてはちょっと古いです。でも16年前のヒット商品ながら、今も売れ続ける誕生ストーリーを知ることが今に何かしらつながるきっかけになったら、と思い、書き出してみます。

 

 

企画会社での編集記者という仕事柄、PRはもっと深く学びたいと感じている分野です。買ったはいいがずっと積読になっていた一冊。思い切って断捨離するために、内容を抜粋して記録に残しておこうかなと。なんとめちゃくちゃ個人的な動機…照れ

 

でも、PRの本質は、どんな仕事をしていてもきっと役立つはず! 人の心に訴えかけるPublic Relations=PRの神髄って!? そこを読み解けるか、読む前からワクワクしています。

 

※読書レビューは原文を極端に短くまとめているため、個人的見解による意訳も含まれます。正確な表現を知るためには、ぜひ書籍を手に取ってお読みくださいおねだり

 

第1章 ヒット商品秘話
●PRパーソンはマーケティングの戦略的パートナー

 日常的に報道の情報を収集分析し、さまざまな人とのコミュニケーションを深めている=企業の中で最も客観的で社会的な基幹部門の一員として、経営層や各部署へコンサルする立場。

マーケティング分野がPRパーソンに期待する3つの背景…①危機管理(商品事故や顧客対応のクレームを防ぐ機能)、②コーポレート・コミュニケーションとの連携(利益至上主義ではない総合的コミュニケーションを調整する機能)、③マーケティング戦略の変更(ウェブ前提の購買や口コミへのマーケティング活動にコミュニケーションの専門家としての視点や仕掛けを生かす機能)

PRパーソンがマーケティングに協力するための7つの要点…①環境の把握(専門家へのヒアリング、市場導入の課題と解決策の抽出)、②ソーシャルインサイトの発見(社会や市民が求める本質的価値を発見し、商品独自の存在意義(生活文化にどう貢献するか)=アイデンティティへ発展させる)、③コンセプトづくり(②に基づき、感動と知性を揺るがす概念を設定する)、④コミュニケーションプランの策定(全社的なコーポレート・コミュニケーションとの整合性をマーケティングチームと協議しながらマーケティングの目標や戦略を決定。ステークホルダー別の評価目標の設定で計画はより鮮明に)、⑤体制づくり(PRパーソンが専門家の要求に臨機応変かつ迅速に対応できる裁量権を確保できるように。外部団体との第三者的プロジェクトチームも効果的)、⑥アセスメント(従来のマーケティング調査+商品の評判把握調査、専門家へのヒアリング)、⑦最後に優れたアイデアを!(目標やパブリシティ、PRキャンペーン・イベントでの成果達成)

 

紹介事例(1)

お~いお茶新俳句大賞PR(伊藤園)

仕掛人は橋爪清・ピーアールコンビナート社長。「お~いお茶」が誕生した1989年、伊藤園で取締役マーケティング部長を務めていた米内貞弘氏が橋爪氏に相談。米内氏はアサヒビール、味の素ゼネラルフーズを渡り歩いたマーケティングの専門家。「お茶はタダという日本人の意識を変え、販促に結びつく企画を考えたい」と言われた橋爪氏は、2年前にミリオンセラーとなった俵万智の短歌集「サラダ記念日」から、俳句の一般募集と製品パッケージへの掲載を思いつく。第5回目を迎える1993年は記録的冷夏で飲料市場も冷え込み、キャンペーン中止の危機に瀕するが、当時の広告販促部長、丸橋晶が社長に3度直訴し、継続。前年度比2倍以上の25万句を集め、NHKや朝日新聞にも取り上げられた。95年には50万句、2000年に100万句、2006年に166万句に達し、製品も緑茶飲料のトップブランドに成長した。

 

事例紹介(2)

キシリトールの伝道師(ダニスコジャパン)

白樺やブナ、カシなどの広葉樹の多糖類を原料に作られる糖アルコール、キシリトールは100年以上前に化学合成された。キシリトールの日本導入の伝道師は4人。ダイエット甘味料を開発・営業していた大手食品会社からダニスコジャパンの日本人社員1号として転職した藤田康人氏、フィンランドでキシリトールを研究した鈴木章教授、予防歯科製品を輸入販売する大竹喜一・オーラルケア社長、ロッテの研究所に在籍していた関哲哉氏。キシリトールの口腔投与が未認可だったのはGATT(関税貿易協定)加盟先進国で日本のみだったが、フィンランドのEU加盟をきっかけに1997年、日本でも認可された。食品添加物では効能をうたえないため、藤田氏は5年以上かけて築いた人脈を糧に、日本の予防歯科に貢献するPR活動を展開するアカデミック・キャンペーンを構想。歯科医の学術団体「日本フィンランドむし歯予防研究会」が発足し、マスコミへの露出を通じてキシリトールへの認知活動とCM広告を展開。一般向け商品としか向け商品を同時発売し、発売1年でキシリトールの認知率は90%超に。

 

ブーケ2 ブーケ2 ブーケ2 ブーケ2 ブーケ2 ブーケ2 ブーケ2 ブーケ2 ブーケ2 ブーケ2 ブーケ2 ブーケ2 ブーケ2 ブーケ2

 

ポニョが終わってしまったので、続きはまた気が向いたら更新します!…というか、さっさと本を読み終えて断捨離したいし。明日もできるといいな。とりあえず子どもと就寝します!

 

それでは、おやすみなさい星