元稲荷古墳の葺(ふ)き石のある西側くびれ部の盛り土基礎部分で、堅固に築くため改良土を盛る工法「基礎地業(ちぎょう)」が発見された。
 最古級の前方後方墳の造営方法が詳しく分かったのは初めてで、大和の大王墓級の古墳で確立した技術が用いられているため、有力な首長が埋葬されたとみられるという。[毎日新聞]