「沈黙」「深い河」などの作品で知られる昭和時代の作家・遠藤周作の未発表とみられる中編小説「われら此處(ここ)より遠きものへ」が書かれたノートが遠藤周作文学館で発見された。
 第2次世界大戦後のフランスのリヨンが舞台で、フランスの作家・サドの研究のため日本から留学した大学生の心のかっとうなどを通して、「悪」の概念や人間と宗教とのかかわりなどを深く追究している作品だという。[時事通信・NHK]
沈黙 (新潮文庫)/遠藤 周作

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