古生代二畳紀(2億5000万年前)終わりに起こった海洋生物の95%、陸上生物の70%が死滅したとされる「大絶滅」の原因の主流仮説を否定する説が現れた。
 主流仮説は海の酸素量が減少し、硫黄量が増加して海洋生物が絶滅したとするものだが、新説は硫化水素がオゾン層を破壊したことによるものだという。[ネイチャー・AFP]