先に、日本はウクライナに自衛隊の廃棄武器を供与、送れと述べたが、武器では無かったが自衛隊車両100台をウクライナに供与を決断した岸田首相は、良き前例を、今回作ったのではないか。単に戦争反対を唱えるだけではだめである。

 今回のG7会議を見ると欧米も悪いところはあるし問題もあるのだが、独裁国のようなロシアや中国よりも欧米世界や日韓、台湾などの民主国の方が世の中を改善していける能力があるとしみじみ思う。物事は絶対的な善などはなく、相対的に独裁国のようなロシアや中国などと民主主義的な国のどちらを日本国民は選ぶかを考えないといけない。

 この点を思うと、絶対的な神を唱えるような宗教なども、実は問題があるのだが。新興宗教に嵌るような人間はよくよく相対的に考えることをしないと、多くの悲劇を味わうことにもなる。新興宗教の教祖が絶対であるなどと考えることは、実は異常なことでもあるということを考えないといけない。この点は「独裁=新興宗教の教祖が絶対である」という図式であるということだ。