いつもそう。
タイトル書く前にまず適当に本文を書き始める。
タイトルなんてそもそもいらんけども書かんとあかんので書く。
タイトルってなんだ。
本文を端的に表すものなのか。
この人生にはタイトルなどないがみんなはどうなのか。
どうでもいいけど映画や音楽や絵画みたいに好き嫌いの分かれるものの批評や評論というのは難しい。
伝えたいことが全く反対の意味で伝わったりする。
だから「よかった」ということを誰かに伝えるときに、
「よかった」という言葉以上に伝えようがない。
たとえばバンドのライブを見た時、
歌がうまかったと伝えればそれ以外は上手くないみたいに思われそうだし、
二曲目が好きだと伝えれば二曲目以外は好きではないと受け取られるかもしれない。
ギターの音がいいですね、
と伝えれば今日の音俺は嫌いやったけどな、
なんて思ってるかもしれないし、
ドラマーさん男前ですね、
と伝えたら腕が悪いから容姿に逃げたな、
なんて思われてるかもしれない。
喋れない人間というのはこういうジレンマと常に闘っている事が多い。
嫌われたくなかったり、
正解を探したり人の顔色を気にしすぎるのだ。
そんな僕は中学生の夏休み、
読書感想文の宿題が出された時、
「電話帳を読んで」
というものを提出して職員室に呼び出されたりした。
何がダメだったのかは分かるが何を読んでも構わないというルールを破るのはやめてほしい。
人に嫌われることに躊躇しない人間に憧れる。
なりたいわけではないけど。
以上の理由を持ちまして誰も傷つかない架空の映画レビューをしようと思います。
僕はつい先日
「スーパー銭湯伝翔ep2〜時の狭間で僕等ときたら〜」
を観てきました。
レイトショーにも関わらずそれなりに席は埋まっていて、
僕がチケットを買う時には首の疲れるくらいの前の席しか空いていなかった。
それでも前作のスパセンのスペース編が観れるということでワクワクは増すばかりだった。
主演のガッツ玉風さんは今回の映画の番宣でバラエティ番組でもよく見かけるようになったが、
役柄からは想像もつかないほど動きが素早くよく画面から見切れている。
ともかく本編を見た感想としてはそれなりには面白かったが期待値は超えてこなかったな、
という印象。
とくに突如マスコットキャラとして登場したバッカルコーンの垂水ちゃんは終始可愛くてよかったのだが、
食事のシーンが結構グロテスクで少し嫌だった。
子供が泣き出してしまうほどだったし、
最後の闘いのシーンでその伏線はしっかり回収はされるのだがスポンサーが有名居酒屋チェーン店が含まれていることもあり、
飲み会のシーンが9〜10回ほどあったのでくどく感じてしまった。
エンディングでは次回作を匂わせる演出もあったのだが取り敢えずはしっかり完結もしているし、
翔の生い立ちをしれてまた前作が観たくなった。
帰り際
「お金をドブに捨てるっていうのはこういうことなんだねー。」
なんてカップルの会話もちらほら聞こえてきたが僕には関係のないことだ。
梅田コマゴールドの空調は本当に最高だった。