来年の年始早々、大がかりな工事が必要な医療機器搬入がある、と聞きました。
その話を、医療機器を管理している自分や、保有部署である放射線科に一切相談せず、
総務課だけで機種選定を行ってしまっていることに不満爆発です。
総務課は「値段だけ」で機種選定をします。
「安く買えればいいや」みたいな感じです。
私や放射線科は、他の機器との互換性や基本性能、その他様々な要素を加味します。
この辺の食い違いで、どうしても軋轢が産まれます。
この根本には、うちの職場内、総務課はじめ事務部の立場が他の病院と比べて非常に高いことが挙げられます。
病院といったら医師が頂点に立つピラミッド型指揮体制が当然だし、負う責任の重さからもそうあるべきだと思いますが、
当院では事務職が頂点なんです。
医師すらも物品購入の権限がなく、事務部に依頼しなければならず、しかも事務部の一存でそれを却下する場合もあります。
購入されたとしても、医師や私達の意思が反映されず、なんとも使いづらいものを我慢して使用しなければならない、
なんてこともしょっちゅうあります。
今回、諸々の鬱憤が溜まって担当の人に少し文句を言ってしまいました。
まあこちらが先輩なので表立って言い争いにはなりませんでしたが、相手はかなり不服そうでした。
しかし
「今から機種を変えるのは無理ですね」
というのはハッキリ言われました。
かなり雰囲気が悪くなったし、今後の仕事にも影響するかもしれませんが、
言ってすごくスッキリしました。
元々自分は八方美人なところがあるし、怒れないことも多々ありますが、
自分の精神の安定を図る為にも、今回は言って良かったと思いました。