美容注射を打ってみたくて、新しく出来たクリニックに行ってみました。

美容注射を打ってみたかった理由は、想像していたよりリーズナブルなお値段(1500 ~2500円 )である事と、目の下のクマや冷え性を改善したいという目的があったからです。

ネットで調べてみると、プラセンタ注射というものがあるそうで、なにやら白髪や抜け毛を軽減し、肌のトラブルや更年期障害等にも効く魔法の万能薬みたいな形で紹介されていまして、是非是非試してみたい

という思いで診察の予約をとりました。

病院に着くと婦人科の先生は私よりも若くて三十代前半ぐらいに見えました。

症状を説明すると、注射にするかそれとも漢方もあるよ、という思ってもみなかった選択肢についても説明されました。

私は注射を打つためにベストを着込み腕まくりする気満々だったのですが、思わぬ漢方という選択肢に拍子抜けしてしまいました。

漢方というと、長く飲み続けないといけない割に効果が薄く、しかも高額というイメージがあったので、あんまり乗り気ではなかったのです。

しかしよくよく聞いてみると、プラセンタ注射は人のプラセンタを使用しているため、今後一切輸血や臓器移植が出来なくなるとのこと。

子供も多いので、今後の人生いつ何があるか分からないし、もし移植しないといけないという時に、過去に美容注射をたった1本打った事で、その道が絶たれてしまうとなれば、後悔してもキリがないと思いました

次に考えたのは、にんにく注射でした。

これは直接注射するからにんにく臭は大丈夫かなと思っていたのですが、甘かった。

先生の話によると、注射直後はやはりにんにく臭はするそうです。

私はアリナミンなどのフルスルチアミン配合の滋養強壮薬を飲むと、にんにくに似た嫌な香りに一日中悩まされるので、疲れている時でもその手の錠剤は避けて通ってきました。

にんにく注射の説明書きを読ませてもらうとまさに、

成分：フルスルチアミンとありました。だから、これもパス。

「だんだんと選択肢が狭まってきましたね」という私と先生😅

他にもカクテル注射という、幾つもの成分を配合した注射もあるみたいですが、初心者にはオススメしないようです。

結局不本意ながら、初めから先生が推してた漢方薬という選択になりました。

先生は漢方薬の本を見せてくれて、そこに載っていた症状に悩む女性のイラストが私そっくりだったのでこの漢方にしました。

桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)という漢方薬。

イライラや鬱、冷え性に効くそうです。

そのイラストの女性は痩せ型で、骨ばっていて、顔色が悪くゲッソリと下を向いている

なんだか髪型までそっくりだったので、本当はもう一つ紹介してくれた漢方もあるのですが、迷わずこちらにしました。

飲んでみて4日目ですが、冬なので多少イライラする事はあるにせよ、すぐに切り替えが出来るようになったし(元々冬季うつ病の疑いあり)

小さな幸せを噛み締められるようになりました。

冬場は青白かった顔色も、血色が良くなってきたような気がします。

(過去に唇が青いよと指摘されたことあり。)

さすがに一番希望していたクマとりは完全には治りませんが、ほんの少しはマシになったかも？

診察代1700円薬代1100円(１ヶ月)はかなりお得でした✨

これで特別寒い今年の冬も穏やかに過ごせますように☃️

美容注射じゃなくて漢方に挑戦