エジプト考古学博物館収蔵品。

今回はウシャブティ(シャブティ)とウシャブティボックスを少しだけご紹介します。

 

この日はネネちゃんこと、ネシタネベトイシェルのウシャブティを探していたのですが、ウシャブティ展示室にはたくさんあり、サイズも小さくヒエログリフも不鮮明なので、見つけられず。

ウシャブティにはこの様に番号が振ってあったので、ネネちゃんのウシャブティの番号が分かれば簡単なのに~。

 

ウシャブティを展示しているケースはたくさんあるのですが、この棚ひどい。。。

上の段は皆倒れてるし、下の段もひとつ横になっています。
さすがエジプト考古学博物館です。(褒めてない)

 

ちょっと目を引いたケース。

 

棺型のケースの中にウシャブティが。
デザインも素敵~。

で、両手を前で交差して、メルの文字の形の鍬を持っていますが、ファラオではなくて神官?

名前を知りたいのですが、どの部分が名前なのか判らず。。。

 

ウシャブティの展示室には、ウシャブティを収納していたボックスも展示されているのですが、あらこれ可愛い~。

箱の真ん中部分は最初窓?と思ったのですが、ヒエログリフの文字を書く為のスペースの様です。

 

同じデザインのボックス。

こちらは文字入りです。
どうやらこのウシャブティボックスの持ち主は女性で、アモンラーの歌い手さんだった様です。
名前の部分に光が当たってて名前が分からないのですが、どっちにしても読み方が分からない文字があるので分かりません。

 

こちらはユヤ(イウヤ)とチュヤの展示コーナーのウシャブティ。

ウシャブティの下にひとつずつシャブティを収めるボックスと、ウシャブティが作業に使うバッグや農具も一緒に展示されています。

 

死者の代わりにウシャブティが農作業をするので、ウシャブティサイズのミニチュアのバッグがおままごとみたいで可愛い~。
お隣にはミニチュアの鍬もあったのですが、何故か写真を撮らず。私のバカバカ。

 

※追記:Mallowさんが撮影した写真を送ってくれたので、その写真をご紹介します~。

 

ウシャブティが死者の代わりに農作業に使う為のウシャブティに合わせたミニサイズの鍬。
たくさんあるので、ちゃんと人数に合わせて用意されたみたいです。

 

鍬を上から見た写真も撮影してくれていました♪

ヒエログリフの「メル(愛する)」の文字はこの鍬の形になっているのですが、上から見るとおんなじ~♪と感激してしまいます。

 

ちなみにヒエログリフのメルの文字はこちら。

鍬と同じ形をしてますね♪
何だか感激~ラブ

 

Mallowさん撮影のウシャブティのバッグ。
こういうミニチュアに弱いので、見ているだけでうふふ♪ってなります。

 

Mallowさん、素敵な写真ありがとうございました~ラブ


そしてウシャブティを収納するボックスですが、ユヤのパピルスに同じものが描かれていて、何となく感動~。

色使いが違うけど、ウシャブティボックスと同じ形&デザインをしています。
 

メインブログで、ツタンカーメンのウシャブティなど、更に(少しですが)ご紹介しています。

興味がある方は覗いてみてくださいね。

 

エジプト考古学博物館~ウシャブティとウシャブティボックス~