今年9回目&最後のエジプト考古学博物館に行ってきました~。
現在、2階の踊り場の場所に、期間限定特別展示のフランス隊の発掘業績紹介コーナーが設けられています。
写真を見てもお分かりの様に、博物館内はたくさんの観光客で賑わっていたのに、この場所はガラーンと閑散していました。
誰もいないお陰でお目当てのブツの写真、誰にも邪魔されずに撮れました。
Mallowさんが見逃した出産のレリーフ。
いつもの場所にいましたよ♪
Mallowさんのお気に入りのハトホルちゃんジェド柱。
Mallowさんのブログ記事:エジプト旅行 2019 回顧録 ⑦ ジェド柱とハトホル神
ジェド柱の横にいる白い顔は誰?デスマスク?
と、気になったので見に行ってみました。
頭の前に頭のない像が置いてあって、邪魔ー。
隙間に手を入れてパチリ。
デスマスクにしてはニッコリ微笑んでいるし、ネメス頭巾みたいなの被ってるし、デスマスクではないみたい。
横顔。
たらこ唇~。
で、展示されているガラスケースの説明を見てみたら、「ひざまずくオソルコン2世の像」と書いてあり、???と思ったのですが、頭部分はアメリカ・ペンシルバニアのフィラデルフィア大学の博物館に展示されていて、これはそのレプリカでした。
頭の前の頭のない像、邪魔~って思ってごめんね。
でもなんか面白いものかなと思ってたので、ちょっと拍子抜け。笑
ちなみにこの第22王朝のオソルコン2世は、私の大好きなテルバスタにバステト神殿を建立していて、瓦礫ゴロゴロエリアにはオソルコン2世のカルトゥーシュがいくつかあります。
階段踊り場のパピルスコーナーに、キレイなお姉さんがいたのでパチリ。
お名前はヒエログリフによるとアンクエスエンムートさんだそうで、アモンラーの歌い手だった方みたい。
で、ちょうど1ヶ月前にMallowさんと2回目に訪れた時はビニールシートでぐるぐる巻きにされていたアモンエムハト3世のスフィンクスちゃんと、後ろにチラッと見えているセンウセルト1世のレリーフですが、大エジプト博物館へ移送される準備?かと思っていたのですが、そうではなく後ろの壁の塗り替えの為で、今日はまたいつもの様に鎮座していました~。
ぐるぐる巻きの時に訪れた方達、ちょっと気の毒ですね。。。
塗り替えてキレイになったのはいいけれど、以前に比べて通路が狭くなった様な感じがしました。
で、現在はラーホテプとネフェルトの像のある部屋が壁の塗り替え作業中でした。
左側はこんな感じ。
有名なメイドゥームの鴨ちゃん、もう少しちゃんと覆ってあげてー。
で、まだ塗っていない右側はこんな感じ。
この辺りの通路もまだ半分だけ。
横帯の装飾がちょっと可愛い~。(って写真じゃ良く分かりませんね。笑)